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「未来のオフィス、働き方」についての記事まとめ。電子契約。

こんにちは。
昨日に続き、「未来のオフィス、働き方」についての記事をまとめていきます。

新型コロナの影響で外出自粛となり、テレワークの阻害要因の一つとして取り上げられた「ハンコ」。私も事務方なので、非常によくわかります。

事務系の仕事は、まだまだ紙と切り離せないのが現状です。プリントアウトや郵送は、家庭用プリンタやコンビニでの印刷サービスの利用など、がんばればなんとかなるレベルにあると思いますが、印鑑に関しては、事務方の力だけではどうにもこうにもなりません。
大きい会社になればなるほど承認が必要な人が増え、それぞれの印鑑が必要になり、電子化が進んでいる会社は途中の承認までは電子で行っていても、最終的な「契約書」は「紙に印鑑を押す」というところがまだまだ多いということかと思います。
少し調べたところ、JIPDECが電子契約の利用状況についてレポートを出していましたので参考までに転載します。これを見ても、電子契約の利用は50%に満たない状況のようです。

■JIPDEC「企業IT利活用動向調査2020」集計結果(詳細版)—電子契約の利用状況について (詳細版からの抜粋)

契約は、必ず複数の関係者が絡むので、どこか1つでも電子署名、電子契約に対応していないと成立せず、自社で導入してもどうしても一部は従来通り紙での契約締結になってしまう、契約者同士が電子契約対応していても、利用サービスが異なるなど、自社だけでは解決できない問題があることが、普及が進まない理由の一つではないかと思います。

ということで、今回は弊社でも導入を検討している電子契約、電子署名に関する記事をまとめてみました。

■3分でわかる必修ワード IT
電子契約サービス(Electronic Contract Service)

■みずほ銀行「はんこ文化」見直し 企業向け融資を電子契約へ

■法務省が商業登記に利用可能な電子署名サービスにクラウドサインを指定

■GMOグループ、印鑑を完全廃止。電子契約のみに

■「はんこ文化」に挑む電子契約大手、クラウドサインとDocuSignがシェア争奪戦

■ハンコ文化に革命?スマホから契約を結べる「e-sign」リリース

■ただただクラウドサインの凄さを語る

個人的には、法務省のような、国の機関が電子契約を標準とするような動きをとってくると、インフラ系の企業や大手製造業の企業などの導入、運用が進み、そこと契約する企業もそれに従う、という流れになるのではないかと期待しています。
その一方で、弊社のような機動性の高い企業がこういったサービスを積極的に取り入れていくことも必要かと思います。

先にあげたJIPDECのレポートにもありましたが、「紙と電子の契約が混在すると業務が煩雑になりそう」という、事務方の心配に応えるサービスもあるようで、あとは「上長をどう説得するか」が、事務方の腕の見せ所でしょうか?!

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