見出し画像

「人」はマネができない資産。~優秀な人材の確保は企業が生き残る絶対条件~

おはようございます!
本日は、

「人」はマネができない資産。~優秀な人材の確保は企業が生き残る絶対条件~

といったテーマでお話ししようと思います。

お仕事のお話。
私は現在、不動産ベンチャー企業で空き家・相続に特化した不動産仲介のお仕事の傍ら、新規プロジェクトとして「一棟貸別荘」簡易宿泊業に挑戦しています。
組織の核となるビジネスは不動産売買仲介業。
およそ100名ほどの組織になりますが、分業制を取り入れており、個の能力に適した部署に配置されているのが特徴的です。
ですから部署が違えばなおさら自分にはない素晴らしい感性や技術を持った方がウヨウヨしているというパラダイス!
そんなこんなで、本日たまたま他部署のスタッフとの会話の中で「すばらしいな…」と感じた出来事をお話していきたいと思います。


〇「人」はマネができない資産である

大前提として、「人」つまり従業員(スタッフ)は会社(組織)にとって最大の資産である。と私は確信しています。
さまざまな理由が存在していますが、
私が考える最大の根拠は「マネするのが一番困難だから」です。

ビジネスの教科書ともいえる書籍「ブルーオーシャン戦略」にもありますが、どんなに素晴らしい商品を開発しても、どんなに優れたビジネスモデルを構築しても、簡単にコピーされてはあっという間に、レッドオーシャン。つまり競争が激しい市場へ飲み込まれてしまいます。それはおのずと価格競争に陥る地獄への入り口。ですから「マネができない」とはビジネスにとっては最も重要な「核」といえるのです。

・人は変わる生きもの

人材はマネをしようと思ってもなかなかできるものではありません。
なぜならば人間は変わる生き物だから。
例えばプログラミングを例にとってみましょう。プロググラムにおいてはPC上にコードという名の指示を与えれば、間違いなくその指示通りの反応を返してくれます。この「的確性」に関してはおそらく人間はAIには勝てないでしょう。しかし…人間は?
人間は違います。たとえ的確性はAIには勝てないにしても、時に指示以上の予想もできないことをやってのける可能性があるのです。
みなさんも経験があるはずです。会社で部下に仕事を頼んだ時、特別指示をしていないのにも関わらず、わかりやすい資料をプラスで添付してくれて、「助かる!」と思った経験。
または家で子供にお手伝いを頼んだ時、洗濯物がシワにならないように丁寧に畳まれていて「気持ちいいな…」と思った経験。そんな期待以上の行動ができるのは人間が「感情」の生き物だから。相手のことを思いやることが出来る動物だからです。つまり今はいまいちパッとしないスタッフが部署移動や運命の上司との出会いなど、何かのきっかけで爆発的に才能を開花する「可能性」を秘めているということ。これは指示どおりに動くAIには不可能なことです。(いまのところ)
そしていくら完璧なマニュアルや教育をしたところでまったく同じコピーはつくれない。だからこそ、人材は組織にとって最大の資産でありもっとも投資する価値があると私は思うのです。

・人材の供給制限はまったなし

そしてさらに人材が貴重な資産である根拠。それはこの日本という国が抱える将来の問題…。
『人材の供給制限』です。
みなさんも日本の少子高齢化はご存じかと思いますが、ただ人口が減るのではなく、働く人の数、つまり労働人口が著しく減少することが日本経済にとって最も危惧されているのです。

青い部分が労働人口、赤と白い部分が高齢者と未成年。つまり就労ができない人口です。労働人口減り続けるということは経済活動に直結します。そして働き手が絶対的に不足するわけですから完全な売り手市場。求職者が有利になるわけです。

もちろんDX化やAIの導入によって生産性は見込まれます。しかしそういったシステムを構築するデジタル人材ももちろん必要ですし、オペレーションを担う人材も必要。企業としては「ただ人が欲しい」だけでなく「若くてより優秀な人材がほしい」といったところでしょう。
つまり若くてより優秀な人材の取り合いになり、企業側は優秀な人材に選んでもらわなければいけないのです。
とくに頭の固い年配の中間管理職の方は、この事実を頭にたたきこまなければなりません。パワハラやセクハラなんてしている場合ではないのです。
人材の確保はもはや企業の生き残りをかけた最重要ミッション。
優秀な人材が「ここで働く理由」をつねに提供できるよう、進化し続けなければならないのです。

〇まとめ

今回は優秀な人材が組織においていかに重要な資産であるかをご説明しました。次回はその具体例を実体験からお話していきたいと思っています。乞うご期待!

そして私は「人が好き」なDNAが組み込まれているため現在の環境は本当に恵まれているなぁ…と感謝する毎日です。
自分にはない能力をもっている人と会話をするたび、「知らないことを教わりたい!」「自分の能力で何か助けになることはないか?」そして…「一緒にさまざまなことにチャレンジしたい!」とワクワクが止まらなくなるのです。40代を目の前に大人げなく好奇心旺盛な自分が、嫌いじゃなかったりする今日この頃(*ノωノ)
是非これからもこんな私にお付き合いいただけるとうれしいです!!

noteのご感想、ご意見、「こんなこと取り上げてほしい!」などのリクエストじゃんじゃんお待ちしております。執筆の励み、そして新たな気づきにつながりますので、ぜひコメント欄よりお待ちしております!!

本日もご一読いただきありがとうございました。


この記事が参加している募集

仕事について話そう