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瀬戸内周遊(愛媛・広島)

企画の経緯

シルバーウィークの後、少し手軽な旅をしようと久しぶりに瀬戸内海のフェリーに乗ることにしました。瀬戸内海で関西から仕事終わりに手軽にフェリーに乗るなら、22:00大阪発のオレンジフェリーが最適だと思っているので、東予港着のプランを検討します。

平日発ですし休日に余裕はあったのですが、以前、石鎚山に行ったフェリー往復で「本州で新幹線戻りのほうが時間の無駄がないのでは?」と感じたので、修正案をやってみようと思います。

旅程

アクセス

▼大阪(南港)>愛媛(東予港)
毎度、キラキラで快適なオレンジフェリーです。出港時間が22:00というのが、夜に家から出発できるという、まったく仕事に影響を及ぼさない素晴らしいタイムテーブルが、個人的に大好きです。

▼東予港>道後温泉(直通連絡バス)
オレンジフェリーを下船した際に、予約していた松山、道後温泉行の直通連絡バスに乗車。下船に合わせての発車になるので、無駄な時間が全く発生しません。

現地移動

▼道後温泉>今治駅>因島大橋>尾道駅(バス)
道後温泉>今治駅は、せとうちバス特急を利用。今治駅から尾道駅にいくには、途中、因島でバスを乗り継ぎします。高速バス しまなみライナー+おのみちバス利用。

▼尾道駅>福山駅>新大阪駅(JR)
途中、鞆の浦で日の入りを目指し福山駅で下車し、路線バス(トモテツバス)で往復。

目的

①オレンジフェリー+新幹線のプランを組む
②道後温泉に入る
③可能な範囲で瀬戸内のまちを観光して帰阪する


旅の内容

左上から時計回り:艮神社の頭上をあっさり通っていく千光寺山ロープウェイ(尾道)/宇和島鯛めし(オレンジフェリー)/仙酔島から昇る月と弁天堂(鞆の浦)/尾道駅ホーム外施設2Fへのクールな階段/夜にうっすら浮かび上がる明石海峡大橋/工事中の道後温泉本館/鞆港と常夜燈(鞆の浦)/オレンジフェリー船内吹き抜けロビー


アクセスについて

オレンジフェリーでの四国入り、船内は変わらずホテルのような豪華さです。遅い時間の出向ですが、遅めの食事が食堂でできるため、ご飯を楽しみにして乗船します。
しかし朝食は、6:00到着なのに5:30食堂開店では下船後バス乗車に影響するので、持ち込みの朝食のほうがよいと思います。(と前回思ったはずなのにすっかり失念しており、バタバタの朝食をとる羽目になりました…)


道後温泉

6:00東予港に到着、愛媛に上陸したら直通連絡バスで7:40分には道後温泉に到着します。
さすがは温泉街、お風呂は6:00から開いているため、シャッターの閉じている商店街を中心まで、椿の湯へ向かいました。こちらは休憩施設などは特にないのですが400円で温泉利用できます。

そして休憩用に、道後温泉本館南側の冠山にある遊歩道で足湯に浸かり、道後温泉本館を眼下に眺めます。本館は現在保存修理工事をしながら営業。工事中の囲いはカラフルで鷺も描かれていて、工事期間中のみの特別な景色に見えてきます。

▼道後温泉から今治、しまなみ海道を渡る
足湯に浸かってから、道後温泉の街を見下ろす伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)に参拝すると、商店街もぼちぼち開きはじめ、ミカンジュースを購入して10:00過ぎに今治へ向かうバスへ乗りました。
この特急バスは今治は経由地で終点は大三島の宮浦港。大山祇神社の近くまで行くバスだったので、再訪するものいいなと、一瞬ルート変更も過りましたが、今回は事前に予定した尾道行きのままとしました。

そして今治から、しまなみライナーとおのみちバスを因島大橋で乗り継いで尾道駅へ到着します。お天気もまずまずだったので、瀬戸内の多島美、しまなみを楽しみ、13:30前に尾道到着しました。

まずまずの天気と瀬戸内の景色


尾道

▼JR尾道駅
JR尾道駅が2019年3月に新駅舎になったことは知らずの到着地でしたが、新しい駅舎は尾道の街のスケールと調和している軒の低い屋根形状と、改札からは目前に海へ続くローカルさの残る景色を取り込んだ、思わず見学をしてしまう駅舎建築です。ホテルもあるので今後ぜひ利用してみたいと思いました。

JR尾道駅 丘の稜線と屋根の形状が繋がる

駅舎で尾道の街に期待を持ち、商店街、尾道水道を歩いてみました。あいにくロープウェイはかなり人が多かったため丘の上からの景色はお預けとなってしまいましたが、映画の街にふさわしいロケーションと活気のある町でした。


鞆の浦

夕暮れの鞆の浦を見ようと、福山駅から路線バスで鞆の浦へ向かいました。弁天堂の脇に、ほぼ満月にちかい綺麗な月がぽっかりと昇るのを(カバー写真)、刻々と変化するトワイライトタイムの空とともに見ることができ、素敵なシーンを見れたことに感謝しました。
暮れなずむ空が鞆港に映るのをゆっくりと見たかったのですが、折り返しのためのバスの出発時間が迫り、遠くに常夜燈の灯りをみて本日の瀬戸内周遊はここまでとしました。

トワイライトタイムの鞆港

帰路

福山駅からは新幹線であっという間に帰阪。旅程は短かったですが、時間を有効に使いながら松山、しまなみ、尾道、福山と瀬戸内海を廻ってくることができました。


旅を終えて

仕事終わりからの小旅行には充分な内容の旅で、オレンジフェリー>バス>新幹線での周遊は想定した通り、無駄のない、便利で、よいルートでした。
今後も、気分転換したいときなどの気軽なルートも試していきたいです。

以上

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