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東西南北_納沙布岬(日本最東端)

企画の経緯

飛行機予約でセールの際に安い釧路便が予約できたため、釧路起点の旅を企画することにしました。釧路から根室経由で納沙布岬は日帰り可能とわかったので、端旅企画としました。

寒い時期の北海道の経験がなかったため、計画からどのくらいのズレが発生するのか不明なままでしたが、無理せず精神で調整していきました。

ただ、別の旅で知床峠から北方領土の国後島を天気の都合で望めなかったことから、北方領土を目にしたい思いは強かったです。日本人がいけない日本の地。龍の形をした日本の口から火を吐いたような部分…


旅程

アクセス

▼大阪>釧路
季節がらローシーズンということもあり、安く予約できました。

▼釧路>根室>納沙布岬
JR最東端の東根室駅にも行きたいため、鉄道利用を採用。終点の根室駅から納沙布岬はバス利用です。

現地移動

目的

①日本最東端の納沙布岬に行き、北方領土を望む。
②JR最東端の駅、東根室を通る。
③人からおすすめされた、丹頂鶴を見る。


旅の内容

左上から時計回り:納沙布岬/給餌の最後居残り丹頂鶴3羽/釧路の夕陽トワイライトタイム/JR最東端東根室駅到達記念/釧路川に架かる幣舞橋/日本で一番早い朝日を見るため霧のかかる暗闇を釧路駅に向かう/春採湖をクロスカントリースキーでゆく人/氷の浮かぶ釧路川/根室駅は有人駅最東端

釧路

▼丹頂鶴
北海道の冬旅のオススメとして知人から勧められたこともありぜひ目にしておこうと、到着した日の夕方に鶴を求めて路線バスで移動し、寝床に帰っていない居残りの3羽の丹頂鶴を見ることができました。

給餌の時には何百羽も見ることができるそうですが、たとえ3羽でも、雪原にたたずむ丹頂鶴の印象的な形、大きさ、静けさが大変印象に残って、強く冬の北海道のイメージとして私の印象に残ることになりました。

▼納沙布岬へ
釧路駅から始発の電車に乗車し日本の東端に向かっていくと、日本で一番早い日の出を目指す道程になりました。雪景色のなか徐々に明けていく空をみながらの車窓の景色はずっとみていられる景色でした。また、JR最東端の東根室駅も通過利用し満足しました。
また、夜明け前の釧路駅までの徒歩の道のりが、見ただけで寒い、もやを行く道のりも印象に残りました。

▼歯舞群島を望む
到着すると納沙布岬は素晴らしい天気に恵まれ、海の向こうに歯舞群島の島影をみることができました。日本として上陸できない北方領土を望んだときに、目に見えない線がここにあるのだ、と認識し普通の風景とは異なることを意識しました。

▼釧路の街
到着してから、世界三大夕日の街と知りました。インドネシアのバリ、フィリピンのマニラ、釧路ということです。お天気もよかったため夕日の街を見ることができ、トワイライトタイムに河川敷を散策し、美しい景色を堪能しました。
釧路川の流れる釧路の街を眺めていると、ドナウ川が流れるブダペストの街の景色が重なり、別の旅の思い出も甦っていました。美しい街だと思います。

帰路

帰路は釧路から釧路空港へバスで向かい、帰阪していきました。バス乗車前に和商市場見学に行ったところお休みで、スケジュールの詰めの甘さを後悔することになりました… 残念。


旅を終えて

日本最東端の地を最優先の課題にしてましたが、素晴らしい天気に恵まれ、日本で最初の日の出を望みながら、最東端に行き、見たかった景色に出会えて、目標は完遂できた充実した旅となりました。

スケジューリングとしては雪による計画の乱れは特にありませんでしたが、交通網の状況から1日複数都市訪問が難しく、予定の詰込みがしにくい場所ではありました。あまり短期間での欲張りはせず、ゆったりした気持ちで訪問するのが北海道だなと思いつつ、旅を終えました。

以上

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