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【Redstone】ハザードコール型キャプテン

・はじめに

2022年7月、金鯖開始と共に新たなキャラクターが実装された。

2022/07/06 キャプテン実装

錨を使った豪快な技が特徴。
今回はそんなキャプテンのちょっと変わった物理型ビルドのご紹介。



・概要

まず前提として、Redstoneにおける物理ダメージは仕様上どれだけ力やダメージ増加OPを積んでも限界ダメージを超えたダメージを与えられない。

その為、ダメージ上限を超えてダメージを稼ぐ手段は一部に限られる。

・ダブルクリティカル(以外ダブクリ)を出す
・ダブクリを出す為に運や敵致命抵抗減少を積む
・図案書「純粋」や魔力の暴走などを積む
・ダブクリダメ上昇を積む
・限界ダメージを上げる etc…

上記の手段はほぼ全て装備やネフォンクリーチャーなどの外部的な要素によって付与される。
逆に言えば、ステータスやスキルによって付与される事はほとんど無い。
稀にパッシブスキル等にダブクリダメ上昇や限界ダメージ上昇の効果を持つものがあるが、そのほとんどが上限を設定されている。

つまり、物理職は外部的に付与できるダメージ上昇要素を付けきってしまうとダメージが頭打ちになってしまうという欠点を抱えている。
特にダブクリダメ上昇に関してはネフォンクリーチャーのパッシブ厳選や装備の4op目解放など難易度が高くコスパが悪いものが大半を占めている。


・コンセプト

キャプテンの1100DXUに「ハザードコール」という武器がある。

この武器は「与えた物理ダメージの20%分の水ダメージを追加する」という珍しい特性を持っている。

この水ダメージを追加のダメージソースとして利用できないだろうか?と思い立ったのがこのビルドの発端だ。 


ハザードコールの追加水ダメージは以下の特性を持っている事が分かった。

・魔法弱化、属性弱化 → 適用される
・魔法強化、属性強化 → 適用される
・魔法致命打、魔法強打 → 適用されない
・知識による魔法ダメージ増加 → 適用されない

この事から、通常の物理職に必要な要素に加え水強化/弱化、魔法強化/弱化を積む事で火力を補強できそうだ。
属性(魔法)強化(弱化)が適用されるなら、適切な装備があれば別軸のダメージソースとして十分機能すると判断。

最終的には以下のスペックを目標とする。
(上から優先度が高い順)

・致命打率 → 100%(敏捷補正込み)
・致命打抵抗減 → 98%
・ダブクリダメ → 積めるだけ積む
・魔法、属性強化/弱化 → 積めるだけ積む

魔法、属性強化/弱化以外は概ね一般的な物理職と同じ。
ダブクリダメが付かない、付けづらい部位に魔法、属性強化/弱化を積むイメージで装備を構成していく。


・装備

装備の大部分を属性(魔法)強化(弱化)に割いているため、多くの物理職が意識せず稼げているであろう致命打率、攻撃速度などが大きく不足する事になる。
そのためこの辺は意識して稼ぐ必要がある。
なお、この項目では1000UMU以上の装備は意図的に候補から外している


:武器

ハザードコール

ビルド名にもある通り、この部分は固定。
供給もそれなりに多いため比較的安価に買えるはず(アンカーだけに)。
他の武器と比較して敵致命抵抗減少や致命打率OPが無いためネフォンクリーチャーのパッシブ厳選はほぼ必須となる。
OPは攻撃速度、ダメージ%などが候補。


:補助武器

シングルモルトウイスキー[ロペス]

水強化、弱化の付いたナイスなお酒。
他の補助武器があまり火力に貢献しないためここもほぼ固定。
OPはあまり強い物が付かないため職スキル(大海賊)あたりでお茶を濁しておこう。


:首

死の聖具、純愛の約束、雷音

首は比較的自由度が高め。
死の聖具は魔法強化
純愛の約束はダブクリダメ
雷音は攻撃速度が魅力。
闇恩寵を使うならCPボーナスも有用。
OPは運比率あたりが無難。


:腰

[遺物]ヘクターの誇り

物理職御用達のヘクター。低コストでダブクリダメ30%が稼げるためここも概ね固定。
1OP目に力or運比率
2OP目に魔力の
3OP目に攻撃速度を付けるのが良さそう。


:手

タルタスの懲罰、循環の連続、かみかみ♪うるふまん

致命打率と4解放でダブクリダメが稼げるタルタスの懲罰が有力だが、大きめの攻撃速度マイナスがネック。
黄ダメにフォーカスするなら循環の連続や名匠の手。
ニッチな所だと、かみかみ♪うるふまんは致命打率と魔法弱化を両立できるため、このビルドにおいては有用。
OPは力比率or運比率。


:頭

予知の棺

頭は1000UMU以上の装備にしかダブクリダメが付かないため、この部位を黄ダメ部分の強化に充てる。
このビルドにおいて致命打率が不足するのは、多くの物理職が着けているであろう頂きの上(致命打率40%)を外す事になるため。
予知の棺がベストだが、なければ精霊王の冠で代用しよう。
OPはヤティカヌより前なら運比率、ヤティカヌ以降は全属性吸収で。


:鎧

聖戦の遺物、気高い順風

ヤティカヌより前なら聖戦の遺物が安定。
OPは闇恩寵を使うならCP効率がオススメ。
異次元品なら攻撃速度あたりが良いと思われる。

ヤティカヌ以降は命中補正無視OPを付けた気高い順風に乗り換える事になるが、致命打率と攻撃速度が落ちる点に注意。


:耳

フリーダムエンプレス、スミレイヤリング

ダブクリダメ18%が稼げるフリーダムエンプレスが最有力。ただし4解放が前提なので、難しい場合は水、闇弱化が付いているスミレイヤリングで黄ダメを伸ばそう。
OPは鏡品の力or運比率。なければ闇恩寵のためにCP効率あたりで。


:足

騎士道、巨人の足跡

貴重な敵致命抵抗減少が稼げる騎士道がオススメ。
4解放でダブクリダメも付く優遇っぷり。
何らかの理由で敵致命抵抗減少が十分稼げている場合は致命打率を稼げる巨人の足跡も候補。
これも4解放でダブクリダメが付く。
OPは忍耐の(辛苦の)2つ+αが最終形だが、騎士道は装備要求Lvが跳ね上がってしまう点に注意。


:指


太極リング、皆既日食、混沌[刻印]

黄ダメを伸ばすため、ベースは太極リングか皆既日食。
皆既日食はこのビルドで貴重な魔法弱化が稼げるが、高めの知識要求を満たさなければならない点がネック。
僅かながら致命打率と致命抵抗減少が付く混沌刻印指もオススメ。
破片強化で攻撃速度が付くため、この部位で攻撃速度を調節しよう。


・クリーチャー

装備で稼ぎづらい敵致命抵抗減少やダブクリダメを大きく稼げるのはもちろんのこと、このビルドにおいては致命打率が圧倒的に不足するため他の職よりも重要度が高くなる。
現在私が使っているのはメインSR(アレクサンダー)、サブHR x3 で

・敵致命打減少 Lv50
・ダブルクリティカルダメージ Lv50
・クリティカルダメージ Lv50

・(自由枠)

という構成。

クリティカルダメージパッシブを上げることで致命打率を確保している。
自由枠は経験値や水強化/弱化などお好みでどうぞ。


・セットOP

ハザードコールの水ダメージを強化できる[極意の]セットOPを推奨。

極意の

ただし6OP分を埋めてしまうため、難しい場合は多少火力は落ちるものの4OP分で済む[恩寵の]セットOPも有効に使える。

恩寵の

恩寵ダメージは魔法(属性)強化は乗らないものの、ハザードコールの水ダメと同様に物理ダメージに比例した魔法ダメージであるためビルドのコンセプトに噛み合っている。

予知の棺などで闇弱化が確保できていれば闇恩寵のままでも十分な火力になるが、水恩寵にして属性弱化を一本化することでさらに効率よく火力を上げることができる。
その場合は超越スキルの魔力吸収等でCP運用方法を考える必要が出てくる。


・クレスト

:赤クレスト

この部分は 致命抵抗減少の究極クレスト(10%) x2 でほぼ固定。
余裕があればダブクリダメと致命抵抗減少のデュアルクレストで。
ただし、デュアルクレストは一度着けると外す手段が無くなるためご利用は計画的に。

:黄クレスト

 火力に影響のあるクレストがほぼ無いため、この部分は自由。
力or運クレスト推奨だが、広く出回っている健康クレストでも十分。

:青クレスト

こちらも火力への影響があるクレストは無いが、ヤティカヌ以降を見据えるのであれば回避率クレストを推奨。

:多色クレスト(+10)

追加の致命抵抗減少クレスト(ダブクリ致命減デュアル)を付けたいところだが、後述する超越スキルで「楔」をつける場合は致命抵抗減少が十分に確保出来ているため、ダブクリダメと致命打率のデュアルクレスト(15%)を推奨する。
このビルドでは致命打率を確保する事が難しいため、ダブクリダメのついでに致命打率が稼げる点も優秀。

繰り返しになるが、デュアルクレストは一度着けると取り外しが出来ないため十分に検討した上で装着しよう。


・超越スキル

重要性が高いと思われるスキルをピックアップ。


:楔

武器に致命抵抗減少が無い職御用達のスキル。
Lv10で致命抵抗減少を10%稼げる。
クレスト等で致命抵抗減少が十分確保出来ている場合を除き、ほぼ必須級の超越スキル。

コスパは悪いながらも特殊強化でダブクリダメが付く点も◎


:魔力の暴走

一定確率で与ダメが2.5倍になるスキル。
荒地までの重要度は低いが、ヤティカヌ(特に3層以降)はMobの耐久力が大幅に上がるため、このスキルの有無で殲滅速度が大きく変わってくる。

習得する場合は発動確率が最大となるLv6まで上げよう。


:領域展開

サージングウェーブ(ドラスティックウェーブ)や、チェイスストライカー(アンカレジ覚醒)のアンカープル、ハードアンカレジの範囲を広げるスキル。
サージングウェーブで走り狩りをする際のヒット数に影響する他、星谷でゴルゴンの檻の範囲外からサージングウェーブを当てるといった芸当も可能。

チェイスストライカーではアンカープルの引き寄せ範囲を広げられ、元々微範囲のハードアンカレジではより顕著に効果が現れる。

広範囲の火力が求められる荒地等では有効だが、火力自体には一切影響が無いため狩場によっては無くても問題はない。

習得する場合は特殊強化+1でLv5相当の効果が得られるので+1でも特殊強化をしておく事を推奨。


:魔力吸収

与ダメージの一部をCPとして獲得するスキル。
スキルLvを上げていくと秒間の消費CPが膨大になるサージングウェーブ(ドラスティックウェーブ)を使う際には特に有効。
恩寵の属性を闇から水に変える場合は基本的に心臓を消費し続けるか、このスキルを使うかの二択になる。

Lv1でも概ね問題ないが、消費に対して獲得が追い付かない場合はLvを上げよう。


:サージングウェーブ改

サージングウェーブのダメージ発動周期を早める効果があるが、残念ながら最大速度(0.3秒/回)を超えられない仕様のため必要性はほぼ無し。
これを使うならくらいなら大人しく攻撃速度を積んだ方が良い。



・通常スキル

:アンカレジ

単体対象の単発近接攻撃スキル。
スキルLvに比例した最終ダメージ増加を有しており、この最終ダメージ増加は白ダメの限界値が適用された後に掛かるため、実ダメージの値が大きく上昇する。
最大(SLv90)で最終ダメージ1200%増加となり、これは他の物理スキルの13hit分に相当するため物理単体スキル全体として見ても強い部類に入る。
PTボスやヤティカヌのボス級Mob等を相手にする際は有効。

しかし、単発スキルの宿命としてブロック持ちにはめっぽう弱い点がネック。


:サージングウェーブ

移動しながら錨を振り回し、一定周期でダメージを与える範囲スキル。

未覚醒だと
・範囲3M
・2hit/回
・持続時間5秒

とやや使いづらさが目立つため、覚醒してから本領発揮するスキル。
詳細は覚醒スキルの項目で。

:ラッキーストライク

一定確率でダブクリダメを上昇させるリアクションスキル。
ダブクリダメは積めば積むほど良いので使わない手はない。
SLv90で上限(確率100%、ダブクリダメ15%上昇)となるためスキルレベルの振りすぎには注意。


:チェーンワインド

サージングウェーブの範囲を増加させるリアクションスキル。
サージングウェーブの使いづらさを多少改善できるが、こちらも本領は覚醒してから。
詳細は覚醒スキルの項目で。
SLv75で最大値(範囲20%増加)となる。


:リップタイド

自身の水属性ダメージを強化するリアクションスキル。
本来知識ビルド向けのスキルだが、このビルドにおいてはハザードコールの追加水ダメージにも適用されるため火力の向上に繋がる。
上限がSLv140(40%強化)と高めのため、最大値を目指すならある程度スキル装備を積む必要がある。

:ルールオーバー

自身のみを対象としたバフスキル。
物理攻撃力、魔法攻撃力が上昇する。
概ねアイテムを消費しない刃油のようなイメージ。
ダメージカンストまであと一歩足りないという時には重宝するかもしれない。
物理攻撃力はSLv73(150%上昇)、
魔法攻撃力はSLv78(20%上昇)で上限となる。


・覚醒スキル

【ワールウィンド】

:キャプテンディグニティー(覚醒パッシブ)

ワールウィンド覚醒の専用パッシブ。
鎖系スキル(サージングウェーブ、アンカーサーフィン)がhitするたびダメージと攻撃回数(hit数)が上がり、ダメージは最大100%、攻撃回数は+2回まで上昇する。
これによりサージングウェーブは最大5hitとなり火力が大きく向上する。

※2023/1/10現在 SP取得時に累積数がリセットされる不具合がある。


:チェーンレインフォース(専用)

ワールウィンド専用覚醒スキル。
元スキルのチェーンワインドと比較して、

・範囲20%増加 → 60%増加
・打撃時、CP80獲得
リアクションスキル → パッシブスキル

と大きく性能が変わる。
特にパッシブスキル化する点が重要で、覚醒前までは不可能だったラッキーストライクとリップタイドとの両立が可能に。

CP獲得も消費の激しいサージングウェーブを使う際には有用だが、スキルLvが上がるにつれ秒間消費CPも大きく上がるため、このスキルのみではまず獲得が追い付かない。
CP運用に関しては闇恩寵との併用か、無視して魔力吸収を積んでしまうのがオススメ。

:ドラスティックウェーブ

サージングウェーブ覚醒スキル。
元スキルと比較すると、

持続時間5秒 → 20秒
・攻撃回数3 → 4

となる。
持続時間が大きく延び、スキルを頻繁に発動する必要が無くなるためストレスフリーに。
さらに覚醒パッシブにより攻撃範囲は4.8mとなり使用感が大きく変わる。
サージングウェーブと同様に攻撃周期は攻撃速度に依存するため、最短の0.3秒/回を維持できるよう攻撃速度を調整しよう。

※最短攻撃周期となる攻撃速度については現在調査中。情報求む(2023/1/10)


:アンカートルネード

アンカーサーフィン覚醒。
普通に発動すると自身中心の単発範囲攻撃だが、ドラスティックウェーブ使用中に一定周期で自動発動するという特性を持っている。

一見手数を稼げる良スキルのように見えるが、2023/1/10現在、アンカートルネードが自動発動すると、同マップにいる自身含む全てのキャラクターがスキルを使用出来なくなるという致命的な不具合がある。

習得しなければ自動発動する事もないため、不具合が修正されるまでは習得しないことを強く推奨する。



【チェイスストライカー】

:アンカーマスター(覚醒パッシブ)

チェイスストライカー覚醒の専用パッシブ。
アンカープルとハードアンカレジが範囲化する。

アンカープルは対象中心の5m
ハードアンカレジは対象中心の2.5m

アンカープルでMobの集団を引き寄せ、ハードアンカレジでダメージを与えるといった狩りスタイルとなる。

ワールウィンドが低耐久で大量のMobを狩るのに特化している一方、
こちらは高耐久で少量のMobを狩るのに適している。

:アンカープル(専用)

アンカーフック覚醒スキル。
元の性能に加え、命中した対象を骨折状態という専用の状態異常にする効果が追加される。
注意点としては地点指定ではなく対象指定であるため、引き寄せ範囲から外れやすい事と、Missした場合は引き寄せが出来ない事が挙げられる。

スキル自体に命中補正が無いため、回避率が高い敵には回避補正無視等を積むなどで対応しよう。


:ハードアンカレジ

アンカレジ覚醒スキル。
元の性能に加え、骨折状態の敵を攻撃した際に最終ダメージが+100%追加される。これにより最終ダメージ追加は最大+1300%となり、驚異の14hit相当のダメージとなる。

ただし覚醒前と覚醒後で攻撃フレーム数に違いがあるようで、覚醒した際に攻撃速度が遅くなるケースが確認されている。
フレームを維持したい場合は覚醒前に余剰に攻撃速度を積む必要がある。

※上限フレームも異なる可能性がある。現在調査中(2023/1/10)

また、このスキルは骨折状態への追加ダメージ以外の効果は覚醒前と変わらず、骨折状態を付与するスキルは専用覚醒のアンカープルのみであり、範囲化の効果は覚醒パッシブに依存しているため、ワールウィンド覚醒で取得しても無意味なスキルである事に注意。


:大酒家

酒豪覚醒スキル。
元のスキルの効果に加え、

・移動速度増加(最大100%)
・攻撃速度増加30%

が適用される。

バフの内容だけ見ると良さげに見えるが、協会バフやスフィアのマナと同じバフ枠であり効果量も大差無いため、あえて取得する必要もないというのが現状である。


・所感

2023/1/10現在、ヤティカヌ2層レベルまで育成してみた感想としては、
未完成の装備でありながら抵抗0のMob(かかし)相手には赤ダメの約2倍、ヤティカヌ2層のMobには平均して赤ダメとほぼ同値の黄ダメを出せている事から、今回の試みは概ね成功と言って良いのではないかと思われる。

左 古都かかし   右 ヤティカヌ2層

キャプテンはまだ実装されたばかりであり未知の部分も多いため、まだまだ研究の余地は多いはず。

この記事を見た方が新たな開拓者となってくれる事を願います。


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