【写真日記】海の京都を訪ねて⑤舟屋の街・伊根町その1
天橋立の近くの旅館で一泊した私たちは、次の目的地に向かうことにしました。
《前回のおはなし》
宮津市から伊根町へ
今日は「天橋立」がある宮津市を出発して、(地図で見ると)ちょうど真上にある与謝郡伊根町へ行きます。
伊根町と言えば「舟屋」。
舟屋とは、海から引き上げた船を風雨や虫から船を守るために建てられた建物です。
家の中に海があるってどんな感じなんだろう🙄?
海なし県で生まれ育った私たちには「海と共存する暮らし」は未知の世界で、非常に興味深いものがあります。なので、以前から「いつか訪れてみたい」と思っていました。
更に、この伊根町は、映画『釣りバカ日誌』の第5作の舞台にもなっているんですよね。
そんな舟屋の風景を見たくて、伊根に寄ってみることにしました。
丹後半島を海沿いに北上
朝からいいお天気で、この日は絶好のドライブ日和となりました。
車に荷物を詰め込んで、いざ出発!
伊根湾めぐり遊覧船
伊根に到着した私たちは、まず最初に遊覧船に乗ってみることにしました。
日出桟橋乗船場に向かいます。
無事到着して、駐車場に車を停めて外に出る準備をしていたら、車の外から声をかけられました。見ると、遊覧船乗り場のスタッフの女性でした。
「次の船には団体さんの予約が入っています。今から出る船は空いているので、余裕を持って乗られたいなら、あと5分で(船が)出るので急いでください」とのこと。
もちろん、空いている船に乗りたい!
…ということで、急いで車を降りてダッシュで建物に入り、慌てて切符を買って、バタバタと船に乗りました。
親切なスタッフさんのお陰で、いいタイミングで船に乗ることができましたよ。中に入ると、お客さんは私たちを含めて6~7人ほど。確かに空いていました。ありがたや。
船はさらに進み、舟屋がたくさん並んでいる地区に来ました。
海沿いの家々を見ると、海に面した一階部分が、車庫みたいな感じでガランと空いている建物があります。これが舟屋。
船のガイドによると、この地域は昔から、陸路よりも船に乗って移動した方が便利が良く、楽に早く目的地に行けたんだそうです。この地域の船は、漁に使うだけでなく交通手段でもあったんですね。
こうして見ると、舟屋は船のガレージみたいです。
桟橋には、次の船がスタンバイしていました。
次の船の混み具合を見て、私と夫は「一つ早い船に乗れてラッキーだったなぁ」と思ったのでした。
ちょっと散策
船を降りた後、船乗り場(日出桟橋乗船場)の近くを少しだけ散策してみました。
この通りには立派な蔵が多いです。
散策の最中、神社を見つけました。ちょっとお参りさせてもらいましょう。
せっかくここまで来たんだもの。
通行止めに屈せず、私たちはもう少し伊根の町を散策してみることにしました。
⑥につづく
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