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子供の頭にシラミが出たら

シラミ
それは子育て世代のママ達にとっては
リアルで切実な問題です。


私がシラミ問題に苦しんだのは
ハルカカナタ10年以上前の韓国での事ですが、
つい先日、知り合いママさんから
「うちの子シラミもらってきちゃって~」
という声を聞いたので書いています。



当時、ある方法でシラミが完全解決し、
かつ再発しても大丈夫だという地点に到達したので
それを彼女にお伝えしたところ喜ばれました。
今でも十分通用するようです。
その方法は最後に書いておきます。



子供の頭にシラミがいる!という事が
分かったらその後の対処は
次のような感じではないでしょうか。


即座に病院か薬局に行き、薬を塗布。
柘植ような目の詰んだ櫛でマメに髪を梳かす。
髪の長さ自体を短くする。
衣類、寝具等の清潔に気を配る。



韓国だとパーマをかけたり
ヘアカラーをしたり
(薬剤でシラミが死ぬという発想で)




しかし完全駆除がなかなか難しい。
また、シラミはすぐ家族感染する。
駆除してもまた学校でもらってきたりする!
終わらない~。



もしかしてコロナで
空間スペースを空ける努力をしてた頃は
シラミの伝染率が下がっていた可能性があります。
今また「シラミが」なんて話を聞くようになったのも
人の距離が急に近くなったせいなのかもしれません。




また、不潔にしているから伝染するというものではなく
ただ距離の近さで伝染っているだけの事なのですが、
「髪にシラミがいる子」=家が不潔
親が無神経、だらしない等等の
マイナスイメージがつきまといます。
なのでなかなか口にも出せず、
大っぴらにすることが難しい問題です。



韓国でも「ママ友」の中でも本当に親しい人にしか
話せない事だと思いますし、
学校で教師が生徒の頭に「シラミ」を発見しても
それを親に知らせるのは、大変気を遣う事のようです。
(これは教師やってる知り合い達から直接聞きました)




子供が「シラミ」伝染されて帰ってきたら
「なんでこんなん持って帰ってきたの~!」と
まず、親が怒ったりします。
(少し古い時代の名残りかもしれませんが)
「〇〇なんかと遊んでるからじゃないの?
 〇まると遊んじゃだめ」
みたいな嫌な話も家ででます。



子供の頭にシラミがいるなんて
オンマ(ママ)の体面に大きく関わる。
それこそ他のオンマ達から
「汚い」と思われてはたまらないし
人にも責められたくない(夫にも嫁ぎ先にも)
オンマもシラミにショックを受けます。
シラミが出ると、親も子も大変なんですね。
色々と、心の面までも虫にくわれる笑



原因探ししたところで
伝染したルートなんて把握できないし
(コロナを通して実に良く分かった)
根本的原因なんてわからない。
「気を付ける」位の事しか出来ない。
自分が伝染されるまではどこまでも他人事。



長々とひっぱってごめんなさい。
別にもったいぶって解決策を
書かないわけじゃないのですが
子育てで「ああ、私って無力だ。。」
と感じる事の一つがシラミかと思います。
「お願い、もう許して!降参~」



私のシラミ台風に終止符を打ってくれたのは
日本のネットで購入したステンレス製の櫛でした。
歯の部分がスクリューになっていて
シラミの卵が綺麗に引っかかるのです。
(普通のシラミ櫛じゃ卵がすりぬける)
これで毎日マメに子供の頭を
満遍なくといてあげれば
二週間以内に解決してました。
完全駆除もありだと思います。




これを入手してから
気持ちまで楽になりました。
またもらってきたとしても、
「ああ、あの櫛でとかせばいいか」と思うから。

病気にも「なす術がない」のは本当に困るけど、
薬があるなら、、ってのと同じ気持ちです。



うちは三回もらってきたと思いますが、
もう最後の三回目なんて気楽なもんでしたね。
末っ子が通っていた
幼稚園の園長先生に
その話をしたら
「私も欲しい!一人いたら
すぐ園でも伝染る!困ってる!」
と言ってたので、
園長先生の分も購入してお渡ししました。



10年前もっと価格が高かったですが、
シラミ駆除の苦労は普通じゃないので
値段が問題じゃなかったですね。



当時も特に苦労して調べたわけでもなく
ただ「何か使えるものないかな」位の軽い気持ちで
ネット見てたらふと見つけて、
買ってみたらすごく良くて。

10年経った今なら
もっと画期的な方法があるのでしょうか?
私は存じませんが、あったらいいですね。
改善方法はいくつあってもいい。



先日、私に
「シラミでちゃって~」と言ったママさんは
実にオープンマインドな人です。
私と彼女の間に気楽な友人関係が出来てるから
さらりと言えてるのだと思います。
しかし周りに言える人がいなかったり、
言っても、それに関する体験者がいなかったら、
世の中に製品があっても、人の手に届かない事もある。
だから文章に書きました。
タイトルにも「シラミ」を入れて。
必要な誰かに届くといいのですけど。
とりあえず空に放つ笑



本や雑誌記事の情報、
21世紀以降は
無料のネット記事に沢山助けてもらい
教えてもらった。
人生の中で既に沢山ギフトを頂いていて
うちの倉はもうパンッパン笑
私の方からも差し出したい。

シラミに困ってる人、見つけてね。



あと「シラミ」出ると悪いことばっかりでもなくて。
小学生になったら
そんなに毎日母子が引っ付いて髪の毛触ることも
そうないから。
久しぶりのベタベタ期も、その都度悪くなかったと思います。

沢田研二の「勝手にしやがれ」に
こんな歌詞があります。

悪い事ばかりじゃないと
思い出かき集め~
こんな感じですね笑


ありがとうございました。






















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