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仕事をする体力もない虚弱セラピスト


身体がキツくて眠れない。


今日も生理後の体調が元に
戻っておらずフラフラしている。


生理が終わって3日目だが
お客さんを1人施術しただけで
全身怪我を負った兵士みたいに
ボロボロになる。


こんなことお客さんには言えない。


そこまでして働いてるなんて
ドン引きしないだろうか。


割とこういう日が私は続く。


施術が終わり、おにぎりを食べ
おかずが欲しくなってコンビニに
行こうかと思うけど動くのがきつい。


しょうがないので店にある
お菓子を頬張るが、欲していない時の
甘いものほど不味いものはない。


カルテを書いて、洗濯物を干したいが
身体がしんどすぎて動けないので
今度は私が施術台に横になる。


身体がキツくて眠れないけど
1時間くらい横になって
ヨタヨタ歩きながら洗濯物を干し
昨日の洗濯物は放置して帰る。


しんどい…


私は個人事業主として
一人で経営し施術をしている。


月の半分は身体がきついので
バリバリ働くということもできず
家賃を払うので精一杯だ。


こんな体力じゃ働きに出るのも
しんどいので、お手上げだ。


年金暮らしの両親に甘える
という選択肢しか思い浮かばず
養ってくれる男を探す気力もない。


どうすればいいのだ…


こんな虚弱セラピストには
1日1人の施術さえも拷問だ。


私に体力がないことが問題
なのだと長年思ってきて
食べ物に気をつけたり



身体を鍛えようとしたり
しっかり休みを取ったり
色々チャレンジしたんだけど


全然改善しないので希望も見えず
本当に虚弱な私を認めるしかない
と思い始めている。


こんなにも体力のない
すぐに潰れる自分を責めてたので
元気になる方法をずっと探してた。


だけど
元気になる方法ではなく
弱いまま生きる方法
模索するしかなさそうだ。


みんなが心配するのが嫌だ。


みんなが私の心配をしてくる
のがすごくいたたまれない。


どうしてこんなに動けないんだろう。


どうすればエネルギッシュで
活動的な私で居続けられるんだろう。



こんな弱い私のままで
生きていく道はあるのだろうか?


仕事をする体力もない自分が
本当に情けないと感じる。


そう、仕事をする体力もなかった
母親のように私は今なっているのだ。


今はまだ受け入れ難いけど
少しずつそんな自分を許していこう。


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