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『代表者が描く未来図』

事業を先代から承継し、2022年にお店をリニューアルし、お客様、働いてくれるスタッフ、関わっていただいている人たちに、どのように感謝を伝えていくことができるのかを考え続けています。
今回私達が感謝の形として、どのような価値を提供したいのかお伝えできればと思います。

企業理念
本物を創る

MISSION
(創業より担い続ける社会的使命)
知の発見と共有
立川の魅力向上
自立した人の育成

VISION
(目指すべき理想の未来)

本物が日常にあるライフスタイルの提供

VALUE
(何を信じて行動するのか)

他者を受け入れる
真の願いを考える
win-winの第三案を提案する
常に変化する
結果を残す

CONCEPT
(今何をするのか、価値の設計図)

klimt「はじまりの店」
Emilie Floge「日常に寄り添うパティスリー」

美和ギャラリー

私達は『本物を創る』という企業理念を掲げています。
本物とは嘘偽りのない価値のあるもののことです。
嘘偽りのない価値のあるものとは、全てに深い考えがあるものだと思っています。
物事に対して深く考え抜くことが本物を創ることだと思います。

例えば、ギフトについて考えてみます。
どのようなお客様がどのようなシーンに対してギフトを選ぶのかを考えます。

「ああ、明日は今の部署で働く最後の日だな。今までお世話になった人たちへの感謝の意を込めてギフトを持って行こう。みんながちょっとずつ食べられるように色々入った詰め合わせがいいな。」

「こんなシーンだったらシェフ自慢の焼き菓子が色々入った詰合せを提案しよう。甘いものがあまり得意ではない人も楽しめるように甘じょっぱい「サブレオニオン」を入れたらいいんじゃないかな。」

「明日はお友達家族の家に遊びに行くんだ。楽しみだな。何かみんなで食べられるものを買っていこう。」

「こんなシーンだったら1本売りのケイクを提案しよう。カットしてお皿に並べテーブルの上で皆さんで食べたら楽しいだろうな。せっかく風味が落ちないようにカットしないで販売しているから、そのこともお伝えしてお客様がケイクの風味をより楽しんでいただけたら嬉しいな。」

想いが乗ることで喜んでいただけるお客様が増えると思います。
それぞれの役割の中で自分の考え持ち、それが本当に良いのかを話し合うことで更に考えが深まり、良いものができるのです。
そして最終的に商品化となり、お客様に喜んでいただいたという成功体験をすることができます。
深く考えることが習慣となり、成功体験を積み重ねることで自分たちが生きていく上での決断に自信を持つことができるようになります。
そのサイクルを作ることが自立した人の育成に繋がると考えています。

企業理念は創業時から変わっておりません。
約50年前に創業しているので時代は変わりましたが、我々が目指しているものは不変です。

ミッションには

「知の発見と共有」

「立川の魅力向上」

「自立した人の育成」

を掲げています。
新しい知見を得てそれを共有してきたことで文化ができ、人類は発展してきました。
純粋に新しいことを知ることはとても面白いことです。
パティシエやバリスタの技術や知識、良い材料の味わい、味の決め方、空間の見せ方など、お店を通して様々な「知」の発見があります。
それらの「知」を、お客様も働いているスタッフもお店を通して体感していただきたいと考えています。
「知の発見」という楽しみを広げ、共有していくことが幸せを広げていくことになると思います。

klimtとEmilie Flogeは基地の街だった立川をヨーロッパのような文化のある魅力的な街にしたいという創業者の想いで始まりました。
klimtとEmilie Flogeが立川の魅力的な空間の一つとして存在し、「立川って素敵なお店が多いよね。公園とか買い物とか色々できていい感じだから今度また行こう。」こんな風に街が魅力的に感じる要素の一つになることができれば嬉しいです。
「立川の魅力向上」はこの創業時のやりたいことを引き継いでいます。

変化の激しい時代に、自分自身で答えを見つけ生き抜くことのできる自立した人材を育成することを掲げています。
働く人がやりたいことにチャレンジできる。
ただそれは自分の考えだけでなく、他者の意見を受け入れ、相手の真の願いを考え、協議を重ねwin-winになる案を出していくことが必要です。
答えのない問題を自分の役割の中で考え抜き、試行錯誤しながら、色々な意見を受け入れ形にしていく。
これを繰り返すことで自分の人生を自分の責任で自信を持って歩いていくことができるようになると思います。
職場がそんなチャレンジができる場になればと考えています。
自立して自信を持って人生を進めるようになれば、真の意味で自由になることができます。それこそ幸せな人生なのではないでしょうか。

自分が「良い」と感じるものが日常にあることが豊かな生活だと思います。
人は「良い」と思うものは必ず記憶に残ります。
コーヒーショップとパティスリーで人が感じる「良い」を表現することを目指します。
そんな「本物」に囲まれたライフスタイルが当たり前の未来が実現できれば豊かな社会に繋がります。
それが「本物が日常にあるライフスタイルの提供」であり私達のビジョンです。

これらを体現するための行動指針として私達は5つのバリューを掲げています。
多様な価値観の人が働く時代ですので、まず他人の考えを受け入れることが必要です。
人の考えに間違いというものはないと思います。
相手の考えを否定するのではなくしっかりと聞き、受け入れることが必要です。
考え方の違いを受け入れた上でどうすることがベストなのかwin-winの第三案を出すように心掛けています。
また、人は言葉にできない「願い」があります。その願いは自分自身でも気づいていないことが多いです。その「願い」を「真の願い」と表現しています。
「真の願い」を考えながら提案していくことで喜んでいただける機会が増えると思います。
それは対お客様だけでなく私生活など全ての人間関係を構築する上で必要なことです。
時代は常に変化しており、人のニーズも変わっていきます。
変わりたくないという人間の本質がありますが、良いものを取り入れ、時代に合わせ変化することができないと「本物」は創れません。
そして本物を創ると掲げている以上、形(結果)として残していくことにこだわっていきます。

具体的にどのような価値を提供するのか示したものがコンセプトです。

klimt「はじまりの店」
Emilie Floge「日常に寄り添うパティスリー」

klimtはこだわりのエスプレッソを片手に少しの自信と共に出発できるお店です。
NYでワーカーがコーヒーを片手にフランクに店員さんと話して会社に向かう。そんなシーンを描いていました。
店に行き、美味しいコーヒーの香りやバリスタとの挨拶で気持ちを新たに一日のはじまりを迎える、こんなライフスタイルを提供していきます。

Emilie Flogeはクラシックとモダンが融合したフランスのパティスリーです。
職人の活気と人間味溢れるおもてなしで、あるがままに語らいすごすことのできる店として日常に笑顔が増えれば良いと思っています。

これらが私達が会社を続けていく指針であり、目指すべきものです。
大きな会社ではないので手探りでチャレンジしながら何が一番良いのか試行錯誤して作り上げている最中です。
企業理念はぶれませんが、それ以外の部分は多様な考えを受け入れ変化していくと思います。
長々と書きましたが、少しでも気になったらお店を覗きに来ていただけたら嬉しいです。
少しでも理念が良いなと感じていただけたなら、一緒に働くことができたら嬉しいです。
まだまだ道半ばですが諦めることなくチャレンジを続けていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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