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会社を辞めるということ。3つのことが重なったら、運命が巡り始めた。

会社を辞めるということ

え? 会社辞めちゃったんですか? それはすごい決断ですね。

そうです。無職になる、ということは大きな決断でした。私は、慎重な性格で、大きな賭けに挑むことを好まない、安定志向の人間です。

そんな私が、無職になって、10か月が過ぎようとしています。

会社の事情個人の思い、それに運とか、縁とか、タイミング。これらが重なると、石橋を叩く私でも、導かれるように、会社を辞めることができたのです。

会社の事情

何度か転職はしたものの、一度も休むことなく働き続けてきたのは、まず仕事が好きだったから。仕事は、ワクワクする経験、そして成長ができる機会になっていたし、良い仲間にも恵まれていました。

私が関わっていた事業は、近年非常に厳しい状況にあり、万が一、うまくいかずに、悪い方向に進めば、全員がつらい状況に置かれるだろう、辞める人も増えるかもしれない。という状況でした。
なんとかこの事態を良い流れに持っていかなくては。万が一の時には、厳しい道を、残るメンバーとともに最後まで進んでいこうとも決めていました。逃げるわけにはいかないんだ。と。

私の思い

自分の仕事に誇りがある一方で、このまま、65歳まで今の会社で仕事を続けていって、そのあとはどうするんだろう。人生100年時代。80歳くらいまで働くことはできそう。そうなるとこれから30年。このままでいいんだろうか。

今まで働いてきたのと同じ期間、社会に身を置くことを考えたら、会社で働き続ける以外に、ほかの生き方があるのではないか。常に頭の片隅にそんな思いがありました。でもそれは、現実的ではない、ただの願望でした。勇気がないし、冒険できない。それが私。

運とか縁、タイミング

そんな状況で働いていると、ある月曜日がやってくるわけです。
会社の事情を書くことはできないのですが、その月曜日の出来事がきっかけで、「あ。会社を辞めるなら今なのかも。」と。

現実的に、働かなければ収入が途絶えます。
自分の誇りになっている仕事を手放すことも、非現実的なことでした。

でも、その月曜の夜から「今、会社を辞めたらどうなるんだろう」と少しだけ現実的に考え始め、偶然にADDressのサービスを知りました。

不思議なことに、この後の約1週間で、なんの確信もなく、手硬いプランもなく、辞めるなら今。と心が固まりました。

「仕事を辞める」「転職しない」「1年間考える」

月曜日の出来事ADDressとの出会い、そして私の思い。どれかひとつでも欠けていたら、会社を辞めることはなかっただろうなと思います。

働きながら次のキャリアを考える方がcleverでしょう。転職するなら、このブランクが不利益ということも十分理解しています。でも私は、この時、何の根拠もなく、論理よりも、直感や、偶然性を重視することにしたのです。

まとめ

会社を辞めることは難しいことのようで、そうでもない。3つの条件が重なると運命が巡り始めました。勝手にステップを踏む靴を履いてしまったかのように。

会社を辞めた後、どんなことが起きるのか、これから書いていきます。

今夜もよい夢を見られますように。


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