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【秀逸!】シルバー川柳で笑おう!Interesting and delightful! Funny poems for the elderly

繰り返し報道される少子高齢化のニュース。
最近も「23年出生数、過去最少75.8万人 人口は初の80万人超減」と報道されました。

かつて「豊富な経験」「知恵」の象徴であった「老い」は、悲しいことに忌み嫌う対象になってしまった気がします。

でも何事にも良い面と悪い面はあるものです。

年を重ねたからこそ作ることができるシルバー川柳は、現実の悲哀の中にもクスっとするユーモアにあふれています。

暗い現実を少しでも明るく…。今回は秀逸なシルバー川柳のご紹介です。

表現ポイント

今回は「老い」「高齢化」に関する表現をまとめてみました。

① the lowest on record 最低記録
The number of births in 2023 was the lowest on record. 
2023年の出生数は過去最低となった。

② bend over 腰が曲がる
I've been living straight, but see I am now bending over.
まっすぐに生きてきたのに腰曲がる

③ twilight years 老後(黄昏年)
I’d like to ask AI what my twilight years are like.
AIに尋ねてみたいわが老後

④ nursing care settings 介護現場
This topic is serious, but talking robots should be introduced into nursing care settings.
まじめな話、介護現場に会話ロボットを導入すべきです。

⑤ blood pressure 血圧
He can't accept that his blood pressure is high, so he measures it over and over again.
自分の血圧が高いことが受け入れられず、何度も測定してしまう。

⑥ dizzy 立ち眩み
There were too many candles on the cake to match the age of the person, so there were enough candles to make the person dizzy.
誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ

⑦ aging society 高齢化社会
This is one of the few positive aspects of an aging society. 
これは高齢化社会の数少ない前向きな側面の 1 つです。

高齢化社会の数少ない良い側面

ところで、最近イギリスの人口学者の本を読みました。
邦題は『人口は未来を語る』、原題は『Tomorrow's People: The Future of Humanity in Ten Numbers』です。

この本によると、年齢の中央値が高い国は戦争や紛争などの暴力を経験する可能性が低いことを示しています。
これは高齢化社会の数少ない良い面の一つですね。

それにしても日本より少子化が急速に進む韓国では、少子化対策のために子供1人当たり1億ウォン(1130万円)の支給する企業の話が話題になっていました。

子供を産んで1000万円ゲット??!!・・・なんということでしょう。

金銭的な支援も大切かもしれませんが、人口が減っていっても労働力不足に陥らないように、自動化やIT化の方にお金をかけていくべきなんじゃないか…と私は考えてしまいますね。

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