ESGの女神🗽小野塚惠美

エミネントグループ株式会社 代表取締役社長CEO。社会と投資家の明るい未来を作るESG…

ESGの女神🗽小野塚惠美

エミネントグループ株式会社 代表取締役社長CEO。社会と投資家の明るい未来を作るESGの女神。グローバルな金融機関で25年、機関投資家として20年以上の経験、専門分野はサステナブルファイナンス(ESG、インパクト投資)。 www.eminentgroup.ltd

最近の記事

社歌MOSAIC:ダイバーシティの心を描く歌

多様性がキーワード今年は、会社を起こして2年目になります。毎年新たなチャレンジをすることを目指していますが、今日はその一つについてご紹介します。 さて、私が起業した理由の一つは、自分のライフミッションである「一人一人が幸せを感じられる社会をリードしていける人」になるためです。「幸せ」と一言で言っても人それぞれだし、それでいいと思います。だから、「多様性」がキーワードだと考えています。いろんな人が存在するという状態もそうだし、認め合うということもそうだと思います。こういったこ

    • リーダーシップ、イノベーション、責任投資

      PRI in Person Tokyo 2023におけるスピーチ2023年10月に東京で行われた「Principles for Responsible Investment」(責任投資原則)の集まりに参加し、スピーチをする機会を得ました。英語でのスピーチでしたが、ここでは日本語訳を掲載させていただきます。 リーダーシップ、イノベーション、そして責任投資 リーダーシップとは何か? イノベーションとは何か? この責任投資コミュニティとの関連性は? このような疑問に答えるべく、

      • 単著ついに出版

        「サステナブル経営とサステナブル金融の接続」7/26付で「サステナブル経営とサステナブル金融の接続」と題して初めて本を出させて頂きます。 企業経営と金融、別々に語られてきた「サステナブル」を繋げる方法を紐解きます。 記念撮影初日(7/26)本屋に並んでいました!本を出版するなんて夢のようで信じられないので、見に行って、購入して、記念撮影しちゃいました。

        • 日本のエネルギー転換における資金調達(テレビ出演)

          ブルムバーグTVにてブルムバーグTV に出演しました! 「Eminent Group on Japan's Energy Transition Financing」とのタイトルです。 https://www.bloomberg.com/news/videos/2023-03-14/eminent-group-on-japan-s-energy-transition-financing-video 内容は英語ですので、簡単に日本語で発信しておきたいと思います。 日本のエネ

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          科学と金融による未来創造イニシアティブってなに?

          社団法人としていよいよ発足 私は、社団法人科学と金融による未来創造イニシアティブの代表理事です。この場を借りて、この組織の紹介をさせてください。 「この組織は、アカデミアのサイエンスナレッジを社会に実装する取り組みを支援し、インパクト投資・ESG投資を含めたサステイナブルファイナンスによる新しい資金循環を促進することで、日本を起点とした環境・社会課題の解決を通じて社会のアップデートに貢献することを目指します。」 …ちょっと難しい言葉が並んでいるように見えるこの組織の目的を

          科学と金融による未来創造イニシアティブってなに?

          ESGからサステナブル金融へ

          2022年もいよいよ終わり!今年はESGからサステナブル金融への拡張を強く感じた1年になりました。私自身、キャリアも新たなフェーズへ。投資だけでなく、ファイナンス(金融)全体において持続可能性が意識されるようになってきました。 ESGとかインパクトとか色々あるけど…私がこれまで関わってきたESG 投資と言われているのは、下の図の真ん中の四角の左側①のところに入ってるものであることが多いです。この中には、いわゆる特定の価値観に基づくSRI、社会的責任投資と呼ばれるものも入って

          ESGからサステナブル金融へ

          ESG投資は終わったのか?

          最近よく聞かれる質問が「ESG投資は終わったのか」というものです。これを考え読み解く視点を5つほど挙げます。 ESG 投資と謳ってもアプローチは様々 1)ESG 投資と謳った投資のアプローチは様々です。特定の業種、武器とかあるいは酒タバコ、ギャンブル、これらを除外するという典型的な社会的責任投資については、有事の時、武器の輸出が儲かるような時期にはファンドの投資パフォーマンスが下がるのは従前からの事実です。特にウクライナ侵攻があるからESG投資が終わったという簡単な結論に

          ESG投資は終わったのか?

          「外資系企業で活躍する」とは?

          英語で仕事をする・アメリカ・資本主義 日本では外資系で働く人は相対的に少ないので、「外資系企業で活躍する」ということに興味を持って下さることがあります。自分について考えてみると、「英語で仕事をすること」を外資系企業に就職をする前に考えました。私は、特に両親の仕事の都合ではなく自ら希望して、米国でアメリカの高校に通い、寮に入ってました。(米国の高校は4年間なので、日本の中学3年から高校3年までになります。)その時に、アメリカだったり、あるいは資本主義だったり、といった文化や考

          「外資系企業で活躍する」とは?

          今さら少々自己紹介…😁

          2022年6月にNoteを開始し、ここまで4本の記事を掲載いたしました。10月にもなって今さらですが、自己紹介を少々。リアル開催のセミナーが再開しつつあり、最近初めてお会いする方も多くなってきましたので・・・ 経歴の紹介 私の経歴は、新卒から外資系の金融でした。25年近く金融界にいますが、そのほとんどがJPモルガンとゴールドマン・サックスという米系金融におりまして、一番長かったのがゴールドマン・サックスの資産運用部門でした。香港に転勤になった時期もありましたし、営業をした

          今さら少々自己紹介…😁

          あなた自身によるリスキリング

          スキルや思考プロセスのアップデートが必要私にとってリスキリングという言葉の意味は、「その時代に合わせてスキルをアップデートすること」です。実際、私も経営層に抜擢された際に、自身のスキルや思考プロセスをアップデートする必要に迫られ、「技術経営修士(MOT)」に挑戦しました。その体験を共有します。 従業員へというより自分自身のためにリスキリングというと企業の従業員が真っ先に思い浮かびますが、ここから先行き不透明な時代には、経営層こそ自身のスキルや思考プロセスをアップデートするこ

          あなた自身によるリスキリング

          初めての株主総会

          檀上から参加2022年6月23日、初めて檀上にて株主総会に参加しました。 株式会社と株主総会あまり詳しくない方にご説明しますと、株主総会は株主を一同に会し、法律で定められた重要事項について投票(議決権を行使)する場となります。日本では、毎年開くことが決められていて会社にとっては節目となる大切なイベントです。 そもそも株式会社というのは、株主という出資者(オーナー)と会社を運営する経営者が分離された仕組みです。これは16~17世紀ごろの大航海時代に、航海の都度出資を募り、航

          初めての株主総会

          Be an Activist(活動家になろう)!

          「Be an Activist(活動家になろう)!」をキーワードに2020年からエンゲージメントファンドの創業パートナーとして、投資を通じて明るい未来をつくることを啓発してきました。6月末の退任を前に、その集大成ともいえる内容をインタビュー記事にまとめていただきました。 SDGs 目標8: 働きがいも経済成長も個人の皆さんに資産形成について理解を深め、投資についてもっと知ってほしいという想いは、SDGs 目標8にもあるように、経済的な基盤があってこそ、未来への自分と社会への

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          働くあなたが読む人材版伊藤レポート

          働くあなたに読んでほしい巷では生産性向上、競争力アップと叫ばれているのに、自分の会社の効率が悪い、人材活用があまり上手じゃないな、と感じたことはありませんか?「人材版伊藤レポート2.0」には、働く人にもためになる内容が沢山あります。 危機感と課題感 2022年5月13日に発表された「人材版伊藤レポート2.0」からは、1.0(2020年)の頃より一段と進んだ日本企業の生産性向上、競争強化への必要性が伝わってきます。コロナ禍の2年を経て、日本企業が1日も早く、良い人材が定着し

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