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カバラについて③


さて、太陽の位置、イエソド(本能)とカバラの説明まで行きました。

次には、皆さんお待ちかねのホドです。
ホドには内省と書かれていますが、この意味としては、「エミ·オフィス」のカバラ資料に詳しく書かれております。

ですので、ここでは簡単に説明させていただきます。

内省=危険予測です。

ホドが危険予測をする事により、本能であるイエソドの力をコントロールする事が出来ます。

遊びたくて仕方が無い男の子が道路に飛び出して、車に接触するなどが日常でありますが、この本能は「遊びたい」でもそれだけですと、事故に遭います。

そこをホドを使う事で、一旦立ち止まるという能力が身に付きます。
このホドを使ったとしても、どうせ遊べる事は大人は分かっていますが、子供はまだ理解出来ません。

ですから、大人が注意を促してあげたり、何回も「あぶないよ」と学習させようとします。

楽して儲けられると言われて、騙される人はこのホドが弱いのです。

そして、忘れてはいけないのが、このホドの対局にあるネツァーです。
ホドとネツァーのバランスがとても大事とカバラは伝えています。

ホドがブレーキだとしたら、ネツァーはアクセルです。

イエソドはエンジンで真ん中の縦軸はハンドルと仮定できます。目的地である冥王星(ケテル)まで安全に運転し、たどり着くのです。

そして、ホドは西洋占星術の星は水星です。
ここでは、水星にどのハウスが入っているのかを書き込みます。

水星はコミュニケーションや知性です。そして、この場所としてはお金を稼ぐ縦軸となります。

更には、ホドに入る部分には、その人の持って生まれた技術が隠されています。

この生まれ持った技術を土台に、上に成長させ、お金を稼ぐのです。

私の場合、出生図ですと、7ハウス蠍座になります。

対人、そして蠍座の意味などから考えますと、相手の心理を読む事が長けていました。

ここでこれを生かす仕事と言いますと、心理学、カウンセラー、サービス、看護、介護、占いなどになる訳で。

ここをどう解釈するのかにもよりますが、自分がどんな事に長けていて、過去にどんな出来事があって、人に何か言われた事や自分の気づきがヒントになると思います。

人の心が読めるという事は、お金になる要素であり、目的ではありません。目的は真ん中の縦軸だからです。

ただ、私のこのお金になる縦軸には、天王星も同じ蠍座が入っています。

同じ星座が入っている事によって、確かに同じ事が入る場合もありますが、この水星から火星、そして、天王星までには様々な経験が積まれて、成長しています。

もし同じハウスが入っていたとしても、意味が違っていたり、別な物体、物事だったりするのです。

そして、この水星の能力はすたれる事はありません。ずっと生きている間、この技術を使い切ります。

それは大元がしっかりとしている技術だからこそ、お金が入ってくるという事なのです。

更には、この上の火星で、この能力を活かし、更にはそれを鍛える事にもつながってきます。

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