【映画】スモーク @ シネフィルWOWOW+
【スモーク】
監督:ウェイン・ワン
脚本:ポール・オースター
原作:ポール・オースター『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』
音楽:レイチェル・ポートマン
上映時間:分
オーギー・レン:ハーヴェイ・カイテル
ポール・ベンジャミン:ウィリアム・ハート
トーマス・コール:ハロルド・ペリノー・ジュニア
サイラス・コール:フォレスト・ウィテカー
ルビー・マクナット:ストッカード・チャニング
製作年度:1995年
製作国:アメリカ、日本、ドイツ
原題:Smoke
2023/01/14
※ネタバレ注意※
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劇場に観に行くチャンスを失ってしまったので、配信で『スモーク』を観ました。
煙草の煙もくもくの中での男達の井戸端会議のようなシーンから始まるので、なかなか先に進めなかったのですが、頑張って中盤ぐらいまで観ると、好きな雰囲気の作品であることに気付きました。無煙家さんには、スタートにちょっとばかり我慢が必要です。
煙草の販売店に縁のある人達を中心に、5人の生活を追いかける映画です。じんわりと、何だか染み入るようなシーンが沢山出てきます。
そういえば、エンディングに日本人らしき名前をチラホラ目にしたのでどういう事だろうと思っていたら、この映画は日本も制作に協力している映画でした。どうりで、日本人が好みそうな雰囲気に仕上がってると思います。
中でも、煙草店の店主オーギーの14年に渡る定点カメラの記録と、ラストのチラシにもなっているクリスマスの老婆とのお話をモノクロで映像化したシーンが好きでした。
どの人も人間臭く、清廉君子な人はどこにもいないけど、誰もが幸せであると良いなと思わせる作品です。
機会があるなら、是非クリスマスに観ることをオススメしたいと思います。