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英語の副効果①~"ザ・日本人"の気遣い屋だった私が、堂々と自分の意見を言えるようになるまで~

最近、相続の問題で、
家族と話したり、
弁護士さんと話したり
する機会がある。

そのときに
「あぁ、私、昔と変わったな~」
と感じることがあった。

それは、自分の意見や気持ちを
シンプルにまとめ、相手に堂々と
伝えられるようになったり

話の流れがズレていくのに
気づいて途中で軌道修正を
促すことができるように
なったりしたこと。

昔の私は、人の心に敏感すぎて
何かを主張する勇気もなくて
尻込みしてしまうことが多かった。

感受性は強いので心や頭の中は
色んな感情や思考がダムのように
溢れ返っているけど

それらを上手く整理して
アウトプットできないので

ますます自分の気持ちや
考えがわからなくなって
余計に発言ができなくなる…

という悪循環に陥っていた。

でも、なぜそんな自分が変われたのか?

と振り返ってみると、色々要因はあるけど

「英語」で生活・仕事をした経験が
大きな影響を与えているのでは…?

と感じたので、そんな
「英語を身に付ける副効果」
について書いていこうと思う。

要点よく話すのが苦手な日本人(特に女性)

ちょっと前に、オリンピック元会長森喜朗氏が

「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」

という発言をして問題になった。

もちろん、「男は●●」「女は〇〇」と
カテゴライズするのは時代遅れだし
なんといっても人それぞれだし

森さんのような立場の人は自分の発言に
影響力があることをもっと自覚したほうが
いい・・・とは思う。

でも、確かに実際、女性のほうが比較的

「結論から話して要点をシンプルにまとめる」

ことが得意ではないことは肌で感じている。

どちらがいい・悪いではなく
生物学的・統計的な傾向として

男性が目的に沿って
論理的・集約型で話すのに対し

女性は共感や理解を求めて
感性的・拡散的に話をする

というコミュニケーションの特性は
事実「ある」と思うのだ。

特に"空気を読む"文化・教育下で育った
日本人の女性は、さらにその傾向が
強くなっているのではないかと思う。

何を隠そう、私もそうだった。

新卒で苦労した「ホウレンソウ」

お友達同士のとりとめのない
楽しいおしゃべりは問題ないけれど

大学を卒業し社会人になってから
要点を絞って伝達する"コミュ力"が
なかった私は、ものすごく苦労した。

上司に、ホウレンソウをする度、

「忙しいから、先に結論だけ話して」
「・・・で、何が一番伝えたかったの?」
「えーっと、それが、どうしたの…??」
「待って、今、何の話してるの…??」

なんて聞き返されることが多く、
その度に頭が真っ白になって固まっていた。

IT系の会社だったので、”ザ・論理思考”の
エンジニアの人とやりとりする機会もあり

同じ日本語なのに全く嚙み合わない
やりとりに、お互いに疲弊したこともあったw

そんな環境に揉まれながら、少しずつ
要点を整理して伝えるスキルは
改善されていったのだが

今度はシンプルに伝えようとするあまり、
大事な要素が抜けてしまったり、
言葉足らずで誤解されてしまったり、

なかなかスムーズなコミュニケーションに至らず
私は「なんて自分はコミュ障なんだ・・・」と、
どんどん自信をなくしていった。

しかし、2年後に転職した外資系の会社に入って
私のコミュ力は、ガラッと変化したのだ。

つづく

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