見出し画像

キラメキパラダイスについて。

私がいつも素敵な方との出会いと多くの勉強をさせてもらっているコミュニティ、開華道の文化祭がありますよ~

あいだの時間はランチのお手伝いもしちゃいますよ。
私が何を手伝えるのかって?さあ?

ハードルをさげる

香道って楽しいんだよ!と言ってもなかなか「じゃあやってみる!」って友だちは少ない。そもそも私は友人や知り合いに「香道楽しいよ」って言ってみるのは嫌だなーと思う時代が長かったのです。
なんでかっていうと、まず誰も香道なんて知らないから。
大学時代はさすがにそんなことないですけどね。

「香道っていうのは香りの道、って書くんだけど、室町時代からある日本の伝統芸道でさ。茶道とか華道と一緒に発展したの。
今は割とマイナーなんだけどね!あ、めちゃくちゃマイナーか!(自虐)
香木っていうあっためると香りを出す木っていうのがあって、その木がいろんな種類があって、それで匂いのあてっこあそびしたりとかするんだよね」
っていうんだけど、ここまで話して香道の字の説明までしかできていない!!
と、まあ長いわけです。通常のおしゃべりでそこから香道のここが面白いんだよ!とかできないでしょう…?
長いんだよね。前提の説明が。
そのうえ、社中に属していた時は、「言って「やってみて!」って言われたら怒られる」とか「あれこれ話したらあとで言われる」みたいなブレーキがあって、なかなか言えなかったし。ってのもある。
「やってんだよねははは…金のかかる趣味だって家族に言われているよ~」
みたいな自虐が入るわけです☆

キラメキパラダイス


ある日そんな話をしていたら「それなんですか?初めて知った!すごくないですか?詳しく聴きたい!」という人がいて、それ以来、「誰も知らない香道が好きな人」という話をさせていただくようになりました。
その後、いろいろあって、ほんとうにいろいろあって(笑)今に至ります。

今のエンタメ×香道とかめちゃくちゃ楽しいと思うんだけど、過去社中でこういうのどうすかね?ってすると「えーっとまずこういうアニメがありまして。この話はこういう話なんですけど…」
先輩「アニメわかんね」
みたいになるんですよね…。
これが香道を自分の友だちに話せないのと同じくらい、会話にならないわけです。
キラメキパラダイスでは、そういう今風なコンテンツ×香り遊びと、古典文学を楽しくリスキリングしちゃう香り遊びをいたしたいと思います。

こんな人のための香り遊びです


「隙あらば仕事を入れる人」や「毎日人の為に働いて疲弊している人」に香りの時間を提供することで、自分自身と対話する時間を持ち、余白と遊びの体験を提供します。
文化や伝統はなにもしなくても、放っておけばそこにありつづけるだろう、と思われがちですが、
「これ面白いよ!」「これはここあるのが意味があるよ!」「価値のあるものだよ!」と言い続けないといともたやすくなくなってしまいます。
これって何の役にたつんだろう?と思っている方も多いかもしれません。
自国の文化を学ぶことは当然であり意味づけなど不要、とも思うのですが、過去の人々が何を想いどう生きていたのかを学ぶことは、人生に幅と深みができるのではないでしょうか。

香りの楽しさは一回性と再現性がないアートというところ。
その日その時その一度だけのアートを作っていきましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?