静岡県沼津市で、2023年9月に「リバーブックス」という小さな新刊本屋を始めた、店主の江本典隆と申します。

JR沼津駅から海へ向かって徒歩10分ちょっと。本町という古い商店街のはずれに当店はあります。戦後すぐに建てられたと思われる元洋裁店だった建物をDIYでリノベーションし、店内に約900冊の新刊を揃えています。狭いながらもギャラリーがあり、店内では地元沼津のクラフトビールとお隣り富士市のほうじ茶が飲めるのがウリです。

店主である私は、開業から半年間、会社員をしながらリバーブックスを運営していましたが、2024年3月に約20年勤めた出版社を退職して、本屋の経営に本腰を入れ始めました。

斜陽と言われる出版業界の中でも、最も弱く、減少一途の“街の新刊本屋”をなぜ始めることになったのか。

私が本屋の店主になるまでにどんな経緯があり、どんな人たちに出会い、たくさんの力を借りて現在にいたるまでを記録として残しておきたいと考え、noteを始めることにしました。

本屋であれそれ以外であれ、なにか新しいことを始めたい方の参考になればと思います。

不定期投稿になりそうですが、
どうぞよろしくお願いいたします。

リバーブックス・江本典隆