2016年4月は高野山に行きました。
飛行機で伊丹空港の降り立ち、電車で和歌山に移動してケーブルカーを使って上がり、そこからさらにバスで移動した覚えがあります。

ケーブルカーの後のバスの移動が山道なので一番ドキドキした覚えがあります。
カーブが多いし、崖もすぐ側だったので。ただ車酔いする人間なので、ほとんどを目を瞑っていました(笑)

桜を見に行きました。
とても天気が良くて、桜の薄いピンクが真っ青な空に映えて美しかったです。
ただ、4月の高野山は昼と夜の温度差が大きかったです。
宿坊を利用したのですが、部屋にはこたつが用意されていました。
確かに夜は冷えたのですが、日中は20度以上に気温が上がったので着脱しやすい格好が一番です。

高野山は密教の天空の聖地として有名ですが、高校や消防署、警察署などもあるので切り離された都市のようなイメージになりました。
多くの宿坊があるので散策しても目が楽しいです。

高野山の総門、結界のシンボルとしての大門です。

バス停近くの宝塔でも綺麗な桜が咲いていました。

金剛峯寺では説法をされていて、多くの方が拝聴されていました。

奥の院は場所によって撮影が禁止されているので注意です。

この奥では今も弘法大師様が生身のままおわされると言われています。
又、奥の院は汗かき地蔵や姿見の井戸など伝説が残される場が多くあります。
そして宗派を問わない高野山らしく多くの武将の供養等が残されています。

宿坊では朝のお勤めも体験できます。
私がお世話になった宿坊では、翡翠の数珠を渡してくださり朝のお勤めに参加させていただきました。

たった一泊だけでしたが、とても心穏やかに過ごせる場所でした。
一緒に奈良の吉野の桜を見てから高野山に訪れるツアーバスを見かけたので、桜の季節は吉野の桜と高野山を合わせるのも一つかもしれません。
ただ見る場所は多いので、高野山だけでも十分見所はあると思います。