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他者の視点を使いこなすには? ‐多様な人の意見から自分のアイディアを磨くには③

こんにちは。エンパブリックの瀬沼です。今回は「多様な人の意見から自分のアイディアを磨くには」の第3回の様子をお届けしたいと思います。
これまでの様子はこちらからご覧ください。

他者の視点を使いこなす

今回は第3回ということで、ワールドカフェで行われた対話や、当日のコメントを改めてふりかえりました。
当日は「うまくかみ砕けなかった」「どういうことだかわからなかった」「自分には思いもよらない確度の回答だった」ところにこそ、自分の事業を磨く大きなヒントがあります。
素直に自分の事業にとって取り入れたいなと思ったアイディアを取り入れることはもちろん、「かみ砕けなかった部分」を一緒に見つめなおしながら、ワールドカフェに参加して自分自身が気づいたことを一緒に言葉にする機会になりました。

自分とは違う・思いもよらない意見を取り入れることで自分のアイディアを深めていくために必要な他者の視点を自分の中に取り入れることに繋がります。

他者の視点を使いこなすとは、自分と違う意見に対して「予想外を楽しみ、おめでとう!」と言えることではないでしょうか。
自分と違う意見は、自分が本当に実現したいことの輪郭を浮かび上がらせる鏡になります。そんな鏡を見つけるプロセスの一つとなりました。

揺らぎがあるからこそ他の人と繋がる可能性が開ける

当日はいずれもワールドカフェに参加した方が集まり、当日の話の流れをふりかえりながらそれぞれの違和感を明らかにしていく時間になりました。

自分と違う意見に出会ったときは、混乱・怒り・悲しみなどの感情が生まれることが当たり前です。今回のセッションでも「混乱しています」という感想も多くありました。
ただ、そうした中で自分の中のもやもやを言語化してみることで、相手と対話するきっかけになり、「本当はそういう意図だったのか」と気づく場面もありました。
中でも印象的だったのは、ご自身が揺れている(もやもやしている)ことが、他者とつながる糸口になるのではという言葉です。

今回も新しいもやもやが生まれてきて、やっぱりもう一度話したい。という感想も頂きました。

ワールドカフェに参加したからと言ってすべてのもやもやが晴れるわけでも、すっきりと解決した気持ちになるわけでも必ずしもありません。

だからこそ、新たに生まれたもやもやからさらに問いをつくって、また新たな視点に出会っていくサイクルこそが大切なのではないかと感じています。

気になった方はぜひ一度ワールドカフェに参加してみてください。



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