月記 葉月
店は新装し、物は壊れ、季節は徐々に秋に移り変わってきた。
散髪
今日からリニューアルオープンだ。システムが代わり戸惑った。しかし私以上に店員が戸惑っている。こういったわちゃわちゃは好きだ。
洗浄機から異音
洗浄機のスイッチを押したら、低音で今までで聞いたことのない音がする。数回繰り返し、ピー!と音が変わり止まった。説明書を見てもわからない。10年経つし、ガタが来ているのだろう。修理をお願いすることにした。
保留
洗浄機修理。どうやらポンプ交換が必要らしい。5万円位かかる。保留する。
それでも
イライラしてしまった。声も大きくなった。息子にとっての安全基地が目指すところだが、とてもなれそうにない。私にはできない、思想先行の絵空事だ。ただ、一日おいて思う。それでも手放したくない。
帰省
今回は私も一緒に妻の実家へ行く。思えばお盆に行くのは初めてかもしれない。、朝から移動開始。地下鉄、電車、バス、飛行機、車と乗り物オンパレード。息子は始終楽しそうだった。
コミュニケーション
なんかうまく話せなかったな。中学生の甥と話して思う。いや、いつだって誰かと話すと大概そう思う。ちゃんと話そうと思うからそうなるのだ。いつも「ちゃんと」に苦しめられる。取り敢えずコミュニケーションを取ろうとしないのが、私のコミュニケーションなのかもしれない。
予定を早めて
夜にひとりで帰る。本当はもう一泊するつもりだったが、台風が来ているので1日早めた。
図鑑と墓参り
私の実家へ帰る。私が小学生の頃に見ていた図鑑を手に入れるためだ。ついでに墓参りもする。雨は断続的に降っていたが、ちょうどやんでくれた。
遊んでくれた。
息子は姪や甥と遊べたようだ。私自身、彼らと遊んだ時に「遊んでくれて」と言われていた。そうじゃない、私は遊びたくて遊んでいる、と思っていた。なのに、息子の時には、「遊んでくれて」と自然に口をついていた。そういうものだと思いつつ、反省する。
平時に戻り始める。
業務スーパーにそうめんを買いに行く。冷凍のサラダを一緒に買う。余計だったなぁと思う。買うのもそう思うのもいつも通りだ。
お迎え
妻と息子が妻の実家から帰ってくる。迎えに行ったが、電車でミスをふたつ。まず、乗り換えで逆に乗った。次に、空港(終点)に着いたことに気づかず、折り返していた。
驚いた
妻のお父さんから、私に電話が来た。急いで出るも返答なし。画面が反応してしまったのだろう。何かあったのかと焦った。
調子に乗る。
久しぶりに一人で図書館に行く。調子に乗って一気に五冊ほど借りる。読みきれないだろうな。
散歩道
久しぶりに公園を通りながら駅へ向かう。セミの声が減ったな。メタセコイアの葉には、わずかに茶色のくすみを感じる。まだまだ暑いけれど、夏と秋の淡さを感じられる季節になってきた。
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