【日記】日本消費者連盟の政党アンケートについて

 日本消費者連盟が、2022年参院選に向けて各政党にアンケートを実施して、結果を公開している。

  「香害」についても聞いてあるので、ここのところ少し読んで思ったことを書いてみたい。

 まず、全体の印象として、これで投票先を決めるのは容易ではないということ。どの政党も当たり障りなく回答しているような印象。

 日本維新の会は、「特に介護施設や医療施設等の公衆でのニオイ対策・脱臭対策」なんて書いていて、どうもよく分かってないんじゃないかと思う。

 れいわの「香害は化学物質過敏症の一種」という表現は少し言葉足らずというか違和感もあるけれど、公約として香害、化学物質過敏症対策を掲げている点は大きいと思う。

 NHK党は「規制は経済活動へ影響を及ぼし得る」とやたらと繰り返しているが、それを言うと今の規制無しの状態もまた経済活動に影響している点をどう考えるのか聞きたくなる。香害被害者、化学物質過敏症となると就労も難しくなり、経済活動どころではない。軽度であっても、外食や買い物を避けるようになる。香害製品を規制したほうが、経済が回るともいえる。NHKと言えば、柔軟剤使用を勧めるような番組作りもして批判された。そのあたりを、「NHKをぶっ壊す」の党是があるのならしっかりと追及してもらえるよう期待したい。

 このアンケート結果も参考にしながら、各政党、その所属の議員が、これまでの国会の質疑や質問主意書などでどのような取り組み、発言をしてきたかを振り返りながら、投票先を考えたい。

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