『 クレーマー バトル・ロワイヤル3 FINAL(2)』を読んで

 何回かに分けて
元銀座のママと元小学校教師がPTA会長になって、ブラックPTAの改革に挑んでみた。
を読んだ感想を書いています。今回は感想の14回目です。

 エニアグラムでは、日本の国民性はタイプ6だと言われています。
 ここでは、タイプ6を通して、PTA改革の話の感想を述べます。

クレーマー バトル・ロワイヤル3 FINAL(2)』より

暴走する使命感
教育委員会のお墨付きをもらい
団体Zはますます活動に没頭します。
そんな時、ある噂話が聞こえてきます。
「新 執行部が団体Zを潰そうとしている」
ボスクレーマーXのデマでした。
彼女たちは団体Zを守るために行動を開始します。
これは団体Zだけの問題でなく
団体で肩書きを持った人が
集団の運営管理に悩み
「強制」や「威嚇」に頼ってしまう危険性は
すべてのPTAにあり
それが強制加入につながっているのだと実感しました。

 この部分は本当ならみっちりと書かなくてはいけない部分なのですが、
タイプ6日本社会は、集団主義で、その構成員は、自らが属する集団の維持管理にはげみます。
 そして、集団の運営が危うくなると、特に上層部は力ずくで組織の維持をしようとして、「強制」や「威嚇」に頼ってしまう傾向があります。
 これが行き過ぎると「暴力」に頼ることすらあります。

 PTA以外に、簡単な例を挙げるならば、末期の新選組や、末期の学生運動などがそれにあたります。
 つまり、これらは、タイプ6日本社会に内在している仕組みのようなものです。

※ 過去の感想は、ハッシュタグ「#ブラックPTA感想」にまとめています。

怠けつつやってきたブラックPTAの感想もあと一回です(予定・いつ書くかは未定)。

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