「日本のどこがダメなのか?」 中国人が指摘する日本についての感想

少し前に、
「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(2018/01/27 安田 峰俊 現代ビジネス)
を読んだので、その感想を書きます。

日本は、エニアグラムのタイプ6の国民性だと言われています。
それを前提にして読むと、ここで指摘されていることが良く分かります。

先に、タイプ6の説明をします。
エニアグラムのタイプ6は、『忠実な人(ドン・リチャード・リソ)』『慎重な人(レニー・バロン/エリザベス・ウエイゲル)』とも言われる性格タイプです。

安心・安全・安定がとても大事で、安心・安全・安定が少しでも損なわれるのを嫌がります。
なので、通常のタイプ6は、混沌や未知を嫌い、決断を嫌います。

また、タイプ6は怖がりだとも言われています。

これらの前提を書いた上で、引用をしていきます。
幼少期に日本に住んでいて、今でも日本のネット環境を見ている中国ネット民の指摘の一部が以下になります。

どんなものでも「日本化」したあとは、「井のなかの蛙」になる
「井のなかの蛙」になるとは、自分たちが永遠に他よりも優れていると陶酔的に思い込むこと
日本人が「井のなかの蛙」に甘んじる理由は、安逸に流れている以上に深刻な怯懦があるゆえ

※『怯懦(きょうだ)』おくびょうで気の弱いこと。

中国は刻一刻と進歩を模索している
中国人は通常、「井戸の外」の景色を見ることを好み、外に出ていこうと考えて、世界に対して純粋な好奇心を持っている
日本人はこうした純粋さや勇敢さや「ものごとをもっと知りたい」という冒険心をまったく失っていて、自分たちの世界の狭さを感じるときがあっても「まあ仕方ないや」と自分を慰めるだけで終わる

興味を持ったかたは、リンク先をお読みください。

エニアグラムを通して見ると、これを書き込んだ方が、部分的かも知れませんが正確に日本を感じていることが分かります。

特に「深刻な怯懦」という指摘には驚きました。
まさに、タイプ6の性質を言い当てています。

この文章を読んだ私の感想は、
「(日本人ですら無意識なのに、ここまで日本を理解されているとは・・
『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』と言う言葉もあるし・・)
これはまずいな」
といったものになります。

さて、一方、日本人は中国の国民性をどれほど理解しているのでしょうか。
私は心許ないですね。

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