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どの時点を”完成”とするか。あえて”未完成”にし続けていくのも一つ。

本日も、ご覧いただきありがとうございます。
最近はスターバックスのティーラテに、はまり始め、寒い時期によく温かいものを頼むようにしてしまっています。
今年は暖冬のようですが、寒い時期はこうした温かいものが飲みたくなりますね。


さて、本日は”完成・達成”について。

完璧主義者・物事を達成するまではあきらめない人。
心がけとしては、とても大事な考え方だと思います。
ただ、その境界線はどういった引き方をしているでしょうか?

完成・完璧を目指していくことは必要なことでしょうが、
個人的には、何事においても”完成・完璧”というのはないのではないかと思っています。
100点満点の評価というのも、目指す分には構いませんが、100点満点である必要があるかと言われると、出来れば120点を目指していきたいと思ってしまうのです。

1つ日本史に関わることで紹介をすると、
皆さん、栃木県日光市にある”日光東照宮”はご存じでしょうか。

日光東照宮は、元和(げんな)3年(1617)徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。

日光東照宮WEBサイトより引用

その”陽明門”は、是非実際にご覧いただきたいのですが、
”逆さ柱”という柱があり、意図的に模様も含め、他の柱と逆向きになっているものがあります。
つまり、
完成された、整えて作られたものではない、完璧ではない建造物
ということになります。

ここには、ある意味が込められており、
【完成したものは、そこから崩壊が始まる】
ということから、あえて不完全な状態にしているということなのです。

たしかに、完成したものは、その段階から風化・劣化が始まっていき、いずれは崩れていくということがいえます。つまりまだ未完成の状態であるということになれば、これからまださらに成長する”伸びしろ”や”改善点”を残しているということになりますから、永遠に”成長・発展し続ける”という意味を持たせることが出来ますよね。

人の成長も同じではないかと思うのです。

満点・評価の最上級というのは、どこかしらで設定しなければならないものではありますが、本来はよりもっともっと成長を!発展を!と考えれば、完全・完璧というのは”ない”としたほうが、面白いのではないかなと思います。

あくまでも”到達度”という指標は必要でしょうが、ゴール・完成はその成長を止めてしまう可能性もありますよね。

まだまだ”未完成”という気持ちを持ち続け、どこかしらに自分の伸びしろがあると考えて、生活していくことに面白みを覚えていくのも面白いと思います。


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