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焦燥2022

・焦りを感じている。絵がうまくならなきゃと思ってちょっとクロッキーや写真模写などをしてはすぐやめを繰り返して、何も継続できねえ……ダメだ……と思っている。

・数日前までそういう落ち込みのピークでにっちもさっちも行かなかったが、少し波が過ぎたのでこれを書いている。こういうのこそ後で読み返すと面白いんだよな。苦悩の記録は鮮度が命。

・過去の仕事のファイルを見返して「え!? 下手だ……」と思って落ち込んだ。その時々に一生懸命やっていた記憶があったし、もうちょっと描けていたと思っていたのに、思ったより描けていなくてびっくりして落ち込んだ。その他にも力不足を感じることが最近重なっていて凹んでいる。

・仕事も遅い。何に時間が掛かってるって、下書きとペン入れである(ネームも時間が掛かってるけど、今はまあ置いておく)。横向きの体ってどう見えるの? 歩いてる時って頭と手足はどんな位置関係になるの? 書類持つ手の仕草って? とかいちいち迷ってしまって、画像検索したり写真を撮ったりしている。そもそも顔が難しい。そんなこんなで下書きをこちゃこちゃ描いて、ペン入れでは線を決めるのに時間がかかって、遅い。

・絵が上手くなって迷いタイムを減らすのが時短になるとわかっているのでそうなりたいのに、練習が続かない。昔の自分が書いたnote記事に「練習方法は実践」と記してあったが、それでは間に合わない感じになってきている。

・少し話は逸れるが、以前にチラッと書いていた将来のための貯蓄的なやつ、小規模企業共済に加入した。

・小規模企業の経営者や個人事業主の退職金を自分で積み立てて用意しておくもので、20年加入を続けないと元本割れする。「20年以内に廃業したとしても、その時にまとまったお金が入ってきたら助かるだろうな」と思って。もちろん、できればこのまま20年頑張りたいが、その間仕事を得られるようにいるにはやっぱり絵が上手くなっておいて損することは何もないだろう、上手くならねば、からの、焦り。

・昔は何をモチベーションにポーズ集の模写とかしてたんだっけと思うと、やっぱり「好きなキャラクターをもっと上手に生き生き描けるようになりたい」だった。今はなんかもう……そんな情熱を注ぐ元気が……こういうもんが描きたいみたいなのが……なかなか浮かばねえ……生活も精神も安定しているからか……こんなことってあるんですね……

・「自分が下手だってわかる時って目が肥えてきた時なんですよ」と『ミステリと言う勿れ』で整くんが言っていた。焦燥の真っ只中でこの言葉を思い出して幾分か気持ちが救われもしたが、浮上まではできなかった。ちょっと気分が持ち直してきて、セリフ確認のために読み直したら「だから下手だと思った時こそ伸び時です」とのセリフもあって、ここは忘れてしまっていたので、なんかすごい元気出ちゃった。

・くろちろこさんを相手に「仕事が遅いよお…絵が下手だから…」と弱音を吐いたら、仕事が遅い原因を挙げていくタイムになった。「技術の問題もだけど、ツールの問題もあるんじゃない?」とくろちろこさんからの指摘。たしかに、最近扱うデータが重いことが多くて、iPadの動作が遅いな〜という時もままある。Apple Pencilは充電式だから電池が切れたら作業が中断される。じゃあ液タブに戻してみるか……ということで、以前店頭で試して気になっていた16インチの液タブを買った。大きい投資だ。頑張って回収せねば。

・仕事をちゃんと終わらせて趣味の絵とか漫画も描けるようになりたい。クゥ〜〜〜……

・終わり。

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