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ブライダルプランナーで起業をしようと決めたきっかけの話

「何がしたいのか?」
「自分は何が好きなのか?」
「このままでよいのか?」

迷って迷って、いろんな本も読んだし、いろんな資格にも挑戦した。
だけど、うーん。。。って感じで、モヤモヤしていた。

「今の仕事を辞めようか?他の業界がいいんじゃないか?介護とかどうだろう?」
「大変かもだけど、給料は今より良いな。残業なしで定時で帰れるなんて最高!」

なんて、いろんな求人を見て過ごす毎日。そして、何も進めていない自分に焦り、不意に襲いかかる不安におびえて毎日を過ごしていた。

そんな時、先輩が何気なくドライブに連れ出してくれた。
向かった先は、北海道でとても有名な観光地。
天気も最高で、絶好のフォトプラン日和だなーって思っていた。

すると、ちょうどフォトウエディング撮影をしている、色打掛の花嫁さんと介添の美容師さんが、じゃり道を上がってきた。

見ず知らずの人なのに、幸せな気持ちと優しい雰囲気に包まれる。
『おめでとうございます』
と、職業柄か無意識に声をかけていた私。

『ありがとうございます』ととても幸せそうな新郎新婦。
周りの観光客も優しい空気感に包まれて、自然と拍手やお祝いの言葉で溢れる。

「やっぱり私、婚礼の仕事がしたい」
隣にいた先輩に、すごい力量で伝えていた。
ブライダルプランナーは、憧れの仕事ではなく、今の仕事だ。
だけど、その他の仕事の割合が多くて埋もれてしまっている。

それを全面にしたい!!
婚礼がしたい!
結婚式の仕事がしたい!!ってずーっと車の中で繰り返した私

とはいえ、同業の他社へ行ったとしても結局やることは同じだろうと考えたり、何度もぐるぐるして行き着いたところが、フリープランナーになる事だった。

給料や時間、待遇ではなく『やりたいこと!』でこの仕事を選んだ。
婚礼は、お二人はもちろん、ご家族の皆様にとっても大切な一日。
そんな晴れの日にもっとお二人に寄り添いながらお手伝いをさせていただけるなんて、これ以上に幸せなことはないと思う。
幸せなお二人を見て、私も幸せを充電できてこんなに特別なポジションはない。

このポジションに感謝。
このポジションが、私の居場所だ。


私の想いを後押ししてくれた思い出の場所


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