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日本の五大昔話


ストアカの「書く技術」は、

月がわりで読み解く物語を変えているのですが、

6・7月は『赤ずきんちゃん』

8月は『蜘蛛の糸』

さて、9月何やろうかそろそろ決めよう、と思って色々検索なうです。


6・7月に西洋の童話やったから、

9月は日本の昔話かな。

日本五大昔話(桃太郎・かちかち山・猿蟹合戦・舌切り雀・花咲爺)の中から選ぼうかな、

と思って、物語の成立年代を調べていたら、意外とみんな室町時代くらいで、


あれ?昔話というわりに、成立けっこう最近なんだ。

もっと古い昔話ないっけ?(どうせやるなら、古い方が、日本人のプロトタイプに触れられるかも)

と思って調べていたところ、


おそらく、一番古い(かつ、現代でもメジャーな)昔話は、『浦島太郎』。(成立が奈良時代)

その次が『竹取物語』。(おそらく平安時代)

でした。


でも、この2つの物語って、

現代日本人の私たちが読むと、

若干「え?」と違和感を感じる物語な気がします。

(なんでカメ助けたのに、バッドエンドなの?とか)(え?最後月に帰っちゃうの?とか)

調べてみたら、どちらも中国の物語の影響をかなり強く受けているみたいで、

あああ、だから日本人にいまいちしっくりこないのか!と。

古い物語の方が、日本人とはどういう民族か、を知ることができると思ったら、古い時代ほど「中国」の影響を強く受けているので、「日本人」のオリジナリティ求めようと思ったら(特に、民衆に流布した昔話で)、室町時代くらいになっちゃうのか、と、なんだか納得でした。

(ちなみに『浦島太郎』の最古のテキスト『丹後国風土記』だと、浦島太郎は亀助けてないし、乙姫さまが海の上で釣りをしていた浦島太郎を逆ナンして神仙界の自分の島に連れてくるし(風土記では、乙姫さまではなく亀姫さま)、二人は島で夫婦になるし、現在とだいぶ違って面白かったです。玉手箱あけて年とるラストは一緒)


『浦島太郎』だと、物語の教訓を読み取るのがちょっと難しいので、(あえて読み取るなら、「約束を破ってはいけない」くらい?)(ちなみに、なぜ乙姫さまが開けてはいけない玉手箱を浦島太郎にあげたのかは、「止めた時間」は浦島太郎のものだから、これは神仙界を出るときに本人にもたせないといけないらしいです)(ラストひでぇな、と思っていたけど、自分ひとりだけ時が止まった世界で現実界を生き続けるのってなかなかキツそう)

9月の作品は、『桃太郎』あたりかなー。

日本五大昔話は、いずれやりたいなと思っています。

物語のリクエスト歓迎です😊





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