見出し画像

長いタイトル

長いタイトル

どう思う??

音楽も映画も小説も、長いタイトル多くないか?

「どう思う?」と問われても、作り手の好みでしょうから。

「いや、、きみはどう思うか?」

長いタイトルが多くなったのは、今に始まったことじゃない、2010年頃からじわじわと流行り始めたように思うのですが。

彼は好きではないのだ。正統派で、文学にしても夏目漱石や森鴎外などを好む人。音楽はクラシック。

「はーい、、」

「私は正直な話、長いタイトルは好みません。」

「しかし、きみも長いタイトルで書いているだろ、、」

ばれているようなので、言い訳するのも癪につき。

「好まないけれど、注文してきた側に合わせることも必要でしょう。」

時流ってことなのか?
我は我って自分を通せないのか?

あなた、
何かの選考委員とか?
やめなさいね!
タイトル長いだけで、スルーするのは!

タイトルを長くすると、私はワクワク感が半減するのではないかと考えているので、

それを話すと、彼はやっと、

「それだな!
タイトルで期待するだろ、スパッと短いほうがいい!
それが、消える、期待感が消える、長いタイトルは、」

はい、それだけではなく、タイトルで説明しちゃっていいのかなとも。

芸術の世界も、どんどん変化している、

現代は芸術が日常生活に普通に入り込んでいる、特別なものではなくなっている。

コンサートホールに行かなくても、美術館に行かなくても、本を買わなくても、

難なく新しい作品に触れることが出来る。世界中で。

心の垣根を取り払っていなければ。
何が良くて、何がつまらないかを決めるのは、誰なのかをじっくり考えなければ。

人が人を評価する、
人が人を裁く、

そのことの責任を意識したならば、

なるべく、表には出たくない。私は。

自分の書きたいことを、描きたいことを、ひっそり書いて、描いていたい。