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4月の学級経営 #282

 今年度のクラスがスタートして、2週間が経ちました。とても濃密な時間でした。もう1か月くらい経った気がしています。次第に子ども一人一人のことが分かってきました。いいところ、課題が分かり、実態の把握がだいたいできてきました。

1.3学期にどうなっていてほしいかを見据えて

 4月は忙しく大変な毎日ですが、今ちょっと頑張っておくことがとても大事であると思います。ベース作りです。
授業の土台を作る4月 #273|エンチャント先生@小学校<毎日更新> (note.com)
 次第に子どもたちに学びの主導権を渡していくための準備をしています。毎日コツコツと確認していきます。当たり前のことも意外に分かっていない子がいるものです。丁寧にベース作りをしています。

2.気持ちのよい生活の仕方、学び方を教える

 気持ちよく生活していけるように、そして、自分で学ぶことができるように、「勉強内容」と同じくらい「学び方」を教えます。そして、それぞれなぜそれをやるかを確認します。

・朝のしたくの仕方
・提出物の出し方
・着替えの仕方
・朝読書の意義
・音読の意義
・5分休みの過ごし方
・めあて・まとめの立て方
・友達の話の聞き方
・発表の仕方
・ふり返りの仕方
・学級会のやり方

など、あげたらキリがないですが、コツコツと積み上げます。
子どもたちは初めてのこともどんどん吸収して、短期間での成長がすごいです。

3.「指導」じゃなくて「問いかけ」

 4月と言っても、「指導」「教える」場面において大事にしたいことは「問いかけること」です。

「昨年はどうだった?」
「なんでそれをやった方がいいの?」
「先生はこう思うけど、どう思う?」

問いかけることで、そのことの意義を共通認識できます。一方的にこうします!ではなく、みんなで考えてみんなで決めることです。

 以上、エンチャントでした。

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