今年度から、新しい教科書になりました。新品の教科書を開くのワクワクしますが、考えることは色々あります。

１．表紙がおしゃれ

　年々、表紙がおしゃれになります。エモいです。

２．ウェブコンテンツ

　算数はすべてのページにQRコードがありました。
　音楽はちゃんとまだ確認していませんが、指導者用のコンテンツとして、ブラウザから曲が流せるようです。CDでいちいち流す必要がないと。
　その他の教科でもウェブコンテンツがついていました！

　個人端末を児童がもっているので、動画などのウェブコンテンツにアクセスできるようになっているという意味で、とてもいいと思います！

３．教科書カバー中心問題！

　日本の公教育は、教科書をカバーしていくスタイルで学んでいることが多いと思います。これは、「子どもに学びを合わせる」のではなく、「学びに子どもを合わせる」という構図です。教科書があると、その時点で、教科書を順番に学んでいくスタイルが多くなってしまいます。
　もっと「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」に迫るような内容になっていればいいのに！と思いました。教科書があるだけで、教科書の内容をカバーしなくてはいけないという問題が発生します。これは業者テストを購入する問題とも同じです。児童それぞれの学びに合わせて活用できるような内容になればいいのに！どうしても、一斉授業中心、一斉授業ありきの内容になっていると感じました。分厚くなるのは困るので、QR、ウェブコンテンツをもっと活用して、子どもたちが学びを選択できるようなスタイルになっていればいいのに！と。ウェブコンテンツが枝分かれしていて、A児はやりこめる、Ｃ児は学年を越えたその子に合う内容が出てくるなど。

　以上、エンチャントでした。