保護者支援について考える。②

こんにちは。
都内の認可外保育施設で園長をしている「Yえんちょー」です。

先日、保護者支援についてお話しましたが
保護者のことまで考えられる保育士を
残念ながら、私はあまり見たことがありません…

「子どものお迎えに行く前に、買い物を済ませたい」
と言う保護者がいたら
「子どもがかわいそう。早く迎えに来るべき!」
と言う保育士がいました。

そして驚くべきことに
「確かに」「そうだよね、かわいそう」
と、多くの職員がその発言にうなづいていたのです。

実際に「お迎え前に買い物に行ってはいけない」
というルールの保育園もあるようで
そういう発言をした保育士を否定つもりはありません。

しかし、ちょっと想像力に欠けるかなぁ…と思いました。
保護者支援というのは、結果的には子どものためでもあります。

保護者がより、心に余裕を持って子どもと接することができれば
子どもにとって、プラスではありませんか?

子育てをするのはあくまで保護者や家族なので
あまり介入しすぎるのもよくありませんが
ちょっとした「支援」はすべきだと思います。

そのためには
想像力が豊かで、視野が広くある必要があります。

その後「子どもがかわいそう」と発言をした、
保育士・他の職員とは話し合いをしました。

話し合いで決まったことはこの3つ
・保育園によって、ルールは色々あるかもしれないけど
 それが当たり前のこととは限らないこと
・保護者の事情や気持ちを考えること
・私たちにできることはないかを考えること

子どもにも大人にもやさしい保育園、保育士が増えますように。

こうしてまた少しずつ発信していこうと思います!

ご意見やご質問がございましたら
よかったら、コメントいただけると嬉しいです。
最後まで見てくださり、ありがとうございました。