損益計算書

夏インターンに行くことが出来なかった君こそが、就活で幸せになれるかもしれない件

目次 
 1. はじめに
 
 2. インターンで就活した気になって余裕ぶっこいてたら本選考で爆死した
 3. 就活した気になって、焦ることをやめた瞬間が一番危ない
 4. 夏インターンに行くことができなかった君こそが、就活で幸せになれるかもしれない

1.はじめに

夏インターンに参加した人、参加出来なかった人、色んな友人が君の周りにはいると思う。まずは君自身に問いたい。

「夏インターン、どれくらい参加した?」

全然参加出来てない、ヤバイ、どうしようと焦ってるそこの君、大丈夫、安心してくれ。一旦次の行までスクロールしてほしい。

では、数社参加したというそこの君、もしかして、「夏インターン受かった!参加した!就活してるわ〜マジ先輩の言った通り余裕だわ〜笑」とか思ってない?

それ、ぶっちゃけ一番ヤバイっす。

なんならまだ夏インターン参加出来てなくて危機感をしっかり持ってる人たちの方が就活で成功するポテンシャル持ってます。


2. インターンで就活した気になって余裕ぶっこいてたら本選考で爆死した

これは実話なんだけど、筆者の知人(仮にAくん、とおく)の話。
彼は大学3年生の夏の段階では、周りから見ると”意識高い系学生”的動きをしていた。
具体的に言えば、就活の選考対策系のイベントに参加したり、夏インターンの選考にいくつも応募したり、だ。

その甲斐もあり彼は夏インターンの選考を数社突破!人材業界や、WEBマーケティングの会社を中心に、様々な仕事内容や社員さんの雰囲気、会社のカルチャーに触れる事ができ、学びを得ることができた、

ような気になってしまった。

その後、翌年3月から本選考がはじまる訳だが、最終彼はどこに内定することが出来たのだろうか?

なんと、0社

なぜ?夏インターンをいくつも通過してきたんだから、そのまま本選考も余裕なんじゃないの?

実はここに大きな落とし穴が存在している。

3. 就活した気になって、焦ることをやめた瞬間が一番危ない

筆者自身の予測だと、彼には「成功と失敗から学ぼうとする姿勢」が少なすぎたのではないかと思う。

「なぜこのインターンには合格したのか」「なぜこの選考では落ちてしまったのか」
こういった経験からの反省をいくつも繰り返していくことが、就活では重要になってくる。

後々、彼に当時の選考を受けていた企業の話を聞くと、倍率が低めで、選考に参加さえすればほぼ全員が通過するようなインターンばかりを受けており、彼はそれで「選考に合格した、就活なんて余裕だ」と認識してしまったわけだ。

彼に少しでも、インターンに合格した理由を内省し、検証サイクルを回す姿勢があれば、その事実に気づけていたはずだ。

そして何よりも大きな失敗要因が、インターンに参加したことによって”安心”してしまい、それ以降の就活にあぐらをかいてしまった点だ。

就活をはじめた頃は誰しもが不安だ。自分が選考に受かるかもわからないし、ましてやそれぞれの会社がどんなことをしているのかのイメージも湧きづらい。だからこそ夏の段階では、多くの人が積極的にインターンに参加しようとするし、そこから学び取ろうとする。

大切なのは、その、”わからないから継続的に学び続け、行動しなければマズイ”という焦りを持ち続けることだ。この緊張の糸が本選考前に切れてしまって、思考と行動が停止してしまった瞬間に、夏インターンに行ったという事実も無意味なものに成り下がってしまう。

4. 夏インターンに行くことが出来なかった君こそが、就活で幸せになれるかもしれない

最後に、インターンに参加する意義について、著者なりの見解を述べたいと思う。

インターンの本質は、業界理解や社員さんの雰囲気を知ることが出来る部分にあるわけではない。すべて、”本選考への導線”のために設計されている。

ESから面接、そしてインターン本番。この流れは、不自然なほど本選考のフローと似通っている。
そう、これらは「本選考にも受かるためにはこうしなさいよ」という内定に向けた、就活生への企業側からのヒントとなっているのだ。

つまるところ、インターンに参加したから内定が出るわけでも、インターンに参加しなかったから内定が出ないわけでもない。

これらのヒントをしっかり嗅ぎ取って、検証サイクルを回すことが出来ないのなら、インターンなんかやめて、サークルの友達と飲みに行ったり海外旅行に行ったりして最後の学生生活を謳歌したほうが100倍マシだと思う、真面目に。

前述したとおり、夏インターンに参加した人の中には、参加したことだけで満足してしまって、次の行動を起こさなくなる就活生も数多く存在している。

そいつらを横目に、夏インターンに参加できずに”焦り”、検証サイクルを回し続けた行動をこれから始める君こそが、就活において、はたまた人生においても幸せになれる、と筆者は確信している。

ちなみに、このコラムを読んで、「じゃあ具体的にはどう検証サイクル回せばいいんだよ!」「インターン後の動き方がわからないよ....」という就活生にグッドニュースです。

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