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「なんで大学辞めちゃったの?」


知らねーよ。
ツイートにリプライが付いている。何個も。誰お前。

アカウントに飛んで共通フォロワーを見ると高校の同級生が何人か並んでいる。たぶん高校の同期だ。

心当たりが1人、受験期に選挙に行く行かないで揉めた″ネット弁慶″がいる。
ネット弁慶というのはそいつが私に向かって放った言葉だったが、ネット弁慶の私が思うにそいつは1人で学校を抜けることができなくて私のクラスメイトを誘って一服に行くような、いわゆる″キョロ充″だった。

ツイートを遡るとめちゃくちゃリプライを送ってきており、俺の辞めた大学について嗤っており、レッチリについて語っており、なんでお前もレッチリ好きなのに仲良くできねーんだよ、と思ったが、考えてみれば高校生でレッチリを聴いて悦に入っている者同士が分かり合えないのは当然だった。

それじゃあ、俺が大学を辞めたことと、お前が軽音部でモテなかったことと、お前が浪人したことと、ヤリモクで俺を誘った後に車に轢かれて浪人した軽音部の先輩が大学で音楽を続けていることと、お前が大学でも上手くいってなさそうなことと、なんか関係あんのか?ねーだろ。


歯を折られる覚悟が無いやつはインターネットを辞めろ。間違えた、インターネットは辞めなくていい、でも俺に話しかけんな。
なぜならインターネットにフラストレーションを流す術を知る前の私は実際に喧嘩になった男の子の乳歯を折っていたからだ。

なぜ歯を折ってはいけないのか?
それは私が握手か菓子折りで許されない暴力で捕まるのが嫌だからだ。

The power of equality.あと100回ぐらい歌え。
いつか必ず死ぬってこと、頭に叩き込むまで眠りに就くな。

無視して訴訟の材料にしようとしていたスクショの整理をしていたら野郎のさえずりが出てきたが、久々にアカウントに飛んだら全部消えていた。カメラロールから精子くせぇほざきを消した。
腰抜け。二度と話しかけんな。

What ever happened to humanity?

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