叶乃

活字オタクなので沢山人の文章を読みたい。絵画鑑賞・創作・編み物・お菓子作り・占いなど多…

叶乃

活字オタクなので沢山人の文章を読みたい。絵画鑑賞・創作・編み物・お菓子作り・占いなど多趣味。

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積読を溜め込むのが趣味

積読というと、みなさんはどんなイメージを持つだろうか。 イメージする人の中には、読みもしない本を買い込む悪癖と考える人もいるかもしれない。 「積読また増えてしまった…消化しなきゃ~」という声もよく聞くし、私も言ったことがある。 積読を作ると、学生の頃宿題を溜め込んでいた時のなんとも言えない罪悪感が湧いてくるのは私だけだろうか……。 だけど、最近の私は積読を悪くないものだと考えている。 積読は、本を買ったその時々にまつわる興味の履歴だと捉えるようになった。 「そういえば

    • 性行為のない恋愛を追い求めて

      『恋愛をする=性的な行為も関係が進んでいくに従って行う』という価値観に違和感を感じている女性が近頃増えている気がする。 私が最初にこの話を耳にした時は、 (近頃の女性は性に対して潔癖な人が多いんだなぁ…確かに男性の性欲豊富さにうんざりすることもあるけど、私は愛を育む上で性行為は重要なものだとも思うから、全く性行為のない恋愛スタイルってどうなんだろう…) と、すこし懐疑的な目で見ていた。 だけれど、フォロワーさんとこの考えについて議論した時、自分の中でこの意見に対する捉え方が

      • 近所の公園の夏祭りがなくなった。

        コロナが明けても近所の公園の夏祭りが再開されなかった。 ただ、それだけのことだとも思えるが、これは私にとってはかなりショックなことだった。 私の近所の公園では毎年、二・三日続けて小規模なお祭りが行われていた。公園の広さはサッカー場一個分あるかないかぐらいで、都内で中継されるような大規模なお祭りとは全く異なる、いわゆる地域密着型の地元で愛されるお祭りだった。王道のかき氷や焼きそば、年によっては焼きとうもろこし、わたあめ、焼き鳥といった食べ物系の屋台から、子供たちが遊べるよ

        • いつから深夜アニメを見なくなった?

          深夜アニメが好きになったきっかけ 私は小学校高学年辺りからアニオタだった。 小学生の頃、とある同級生に『日常』というアニメを紹介されたのがきっかけだったような気がする。当時、アニメと言えばフェアリーテイルか精霊の守り人・映画の範疇になるがジブリ作品ぐらいしか見ていなかった私にとって、日常はシュールかつハイセンスで、非常に刺激的だった。 ひたすら深夜アニメを見る日々 そこからはズブズブとアニメの沼にハマっていった。当時の私はとりあえず何か面白いアニメは無いかと雑にGoog

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          お風呂に入れない

          憂鬱になるとお風呂に入れなくなる。 体がピリピリし頭は痒くなりしまいにはお風呂に入っていないという罪悪感がひどく襲ってくるのに、ずっと布団に横たわったまま時間が進んでいく。そのまま布団と一体化して溶けて汚いシミになるんじゃないかと思いながらずっとそのまま自分が停滞している。何も出来ない。ひたすら何も出来ない。 お風呂自体は好きだ。元気な時は毎日お風呂に入ってシャンプーの香りをかぐのが好きだった。元気な時には彼氏と温泉旅行に行ってそれは楽しかった。 でも、鬱になると途端にそれ

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          感情の色

          私は他人の感情が目に見える感覚がある。 口には出していなくてもその人から伝わる色味から相手が怒っている・悲しんでいる・面白がっているなどの感情がわかる。 人との境界線が薄いのが、この現象の原因なのだろうけど、線の引き方が分からない。相手と話している時、自分は相手の心と一体化しているような感覚に陥る。 よく、「そんなこと一言も言っていない」と弁明されることがあるけど、私にとってはそんなことはなんの意味もない言葉である。相手から伝わってくる感情の色や熱の方が言葉より強く、関わ

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