批評系同人誌プレイバック 1 「早大文学」第II期22-23合併号
早稲田大学現代文学会「早大文学」第II期22-23合併号
2003年11月3日発行
目次には……
2001年度企画講演会 対談 大塚英志×スガ秀実 司会 市川真人
2002年度企画講演会 小田光雄・永江朗・和田敦彦 変容する「読者」溶解する「読書」 ――それにしてもいったい誰が「読者」なのか――
……など
我が家にある批評系同人誌をいきあたりばったりにふり返る第1回。
2001年11月21日の上記講演で、大塚英志は、「トヨタの工場のラインで車のボンネットかなんかを溶接するようなかたちでシナリオを書いていかなきゃいけない」ような、ブルーカラー的な書き手の必要性を語る。
また、その記事に「文学・サブカルチャー・マーケット」という見出しが出てきて、出版、作家、同人誌の収益性などが話題にされるあたりは、「不良債権としての『文学』」(「群像」2002年6月号)、第1回文学フリマ開催(2002年11月3日)へとつながる問題意識だった。
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