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●マーカーが高い!

1週間前にうけた腹部超音波の結果を、昨日知らされた。すい臓ガンになるかもしれない、と言われて半年ごとに検査して貰っている小さなポリープ部分は、変わりなく問題ないが、「マーカーが高いですね。早めに検査の予約を入れましょう」と女先生に言われた。マーカーって何?高いとは、ガンか何かがひっかかるのかな、と思えた。

数値は37とか47とか言われた気がする。検査日をすぐに24日と決めてくれて「上部内視鏡検査のご案内」という印刷物をもらって帰った。3枚の紙の最後の「説明・同意書」の細かい文字を読んでいるうち、私はこれは受けたくない、と即断し、すぐに病院へTELを入れた。

「内視鏡(直径9mm程度の管)を口から挿入し・・」に、ひっかかったのだ。これまでに3度この9mmの管で、酷い目にあっていた。特に3度目の場合は、喉に麻酔をしたのに、喉粘膜?が破れたのか、出血し、1週間、声が全く出なくなり、痛みと声の出にくさについては、回復に数ヶ月かかった。当時、小学校で「朝の絵本読み」を担当して10数年続けていたのだが、声が思うように出ないので、半年休んだ。それ以前の2回の9mm管の場合も、もう少し軽かったが、似たような体験をしていたので、9mm管は「天敵」、2度と受けまいと思って、その後の胃の検査は「鼻から管を通す」やりかたを認めてくれる医師を選んで、やってもらっている。    別の耳鼻科の医師に、喉を診てもらった時「のどが細いですね」と言われたことがあり、その時内視鏡検査で難儀した話をしたら「あなたは9mm管は止めた方がいい」とその医師にも言われていた。

専門性の高い病院ほど、9mmの管しか認めない、鼻からやるのは精度が低くて、信用ならん、と言われるのだが、上手に鼻から検査をしてくれたクリニックの若い先生は「小型カメラの性能が進んできて、これで充分に見えるから安心して」と言われた。もう3回ほど鼻経由の検査を受けて、何の障害もなかった。昨日TELした時の看護師が、私担当の医師に私が9mm管を拒否する話を伝えたら、9日の今日、医師と相談することにされ、時間を指定されてしまった。

真夜中からのひどい雨続きの音を聞きながら、この雨の中をバスを乗り継いで病院へ行くこと自体、足元も危うく嫌だし、私は9mm管を受ける気は まったく無いのだから「医師と相談してもムダで止めます」と、電話する つもりだ。ただ、マーカーが高い原因をさぐりたい先生が、別病院の「鼻からの管」担当の医師に、今回の結果の資料を添えた「紹介状」を下さるか どうかが、気になる。雨でも頑張って出かけ、医師との相談に相対するべきだろうか。


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