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●アンソニー・バビントンの陰謀のこと

ここ数日胃も痛むし、休筆するつもりだが、気になる現象の謎が知りたく  なった。7ヶ月前に載せた私の『アンソニー・バビントンの陰謀』の記事を、ぶん bun_zuka さんが X に呟いてくれたせいなのか、このところ日ごとにスキが増え続けているのだ。

彼女の X でのつぶやきはこうだった:「みちる&あみちゃんの姉妹があんなに闇落ち復讐マンになるのもわかる。メアリー・スチュワート時代のご先祖さまのお話であった」とだけあり、その下に私の『イギリス〈時の旅〉ー物語の舞台を訪ねて』3章-6 「アンソニー・バビントンの陰謀」とあり、今朝もそれを開けて読めた。

みちる&あみちゃん、って誰?と、最初に見た時ひっかかった私は、これはアニメ映画か漫画かスマホゲームに登場する、主人公達かな、とまず思い浮かんだのだが、書いて下さった方の bun_zuka の名にある通り、「宝塚大ファン」の方らしいと見当が付いた。それなら、舞台の上での「タイトル名」は何だろう?バビントンが登場するか、もしくはバビントンの子孫が、大変なことをしでかす話になっているのかと、知りたい思いに駆られた。どなたか宝塚での劇そのものをご覧になった方は、教えて頂けないでしょうか?

私はバビントンの件を調べていた頃、古い古い英文の記事を見つけ、バビントンが四つ裂きとなる直前の最期の言葉を読んだことがある。毅然として、誇り高く、神の前に何も恥じてはいない、という内容であったように思う。その英文がどこにあるか見つからず、正確には書けないが、最期の最後は ラテン語でのひと言で、友人にそのラテン語の意味を教わったこともある。神への賛歌の言葉だった。

謀反人の大犯罪者とされたバビントンを、慕い愛した領地の人々や、無実を信じる人が、こっそりと彼の墓碑をたて、長く花を手向けていたことも記されていた。

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