見出し画像

Engagement Run!チームのWevoxスコアの振り返り方法

Engagement Run!講師の平木(@mikidh_atrae)です!

Engagement Run!アカデミーメンバーの皆さんに、日々クラスを通じてWevoxスコアの見方などもお伝えしてますが、我々Engagement Run!のメンバーが実際何やってるの?というのをなかなか伝える機会も多くないので、今日は書かせていただければと思います!

前提

Wevox事業には現在、色々な役割・職種のメンバーが存在しており、事業の下部にチームが存在しています。例えばですが、Engagement Run!講師をしている私は、トレーニングチームに属しています。

各チームにチーミングマスターと呼ばれる、チーム運営やパフォーマンス向上の旗振りをする人が置かれています。そのメンバーが主体となり、毎月Wevoxのスコアを活用しながら振り返りを行うルールです。一応、チーミングマスターは一定期間でチームの中で変えてOKで、前の半期は私が担当し、現在平井さんが担当してます。

この仕組みを入れているのは、エンゲージメントを上げるためではなく、アトラエが目指すビジョンの実現のためであり、そこから降りてきてるWevoxとしてのビジョンの実現のためです。それらを実現するための自分達の状態として、より生産性高く全員が連携しながら、パフォーマンス・成果を上げていこうということで、Wevoxスコアをヒントにしています。それをコツコツを地道にやっていくと、結果的にエンゲージメントが上がっていくという流れです。(ここは大きなポイントかと思っています。)

実際のやり方

1)月1回メンバーの予定を事前に抑える。
2)事前にWevoxのスコアを各自見ておく。
3)振り返り会を1時間実施する。

以上です!
「振り返りに時間が掛かる!」と思われている方も多いのですが、最低限はこれだけです。どんなに忙しい人でも月1時間(スコアを見る時間を含めると、1時間30分前後)なら、捻出できるのではないでしょうか。

振り返りのポイント・コツ

■チーミングマスターは、振り返り会で話したいポイントを主観で良いので絞る。

振り返り会自体の所要時間が1時間なので、全部を話すことは結構難易度が高いです。チーミングマスターが項目を絞って、そこについて話す形を私達は取っています!

下記は、実際にチーミングマスターである平井さんが用意した議事録です。最初に、平井さんからGoodのポイントが発表されます。

スクリーンショット 2022-08-05 7.26.42

その後、気になる点を絞って、自分たちの普段の振る舞いを振り返って感じることを話します。直近私たちのチームでは、「経営陣に対する信頼」「会社の方針や事業戦略への納得感」が少し下がっていたので、それぞれどう感じているかを話しました。

■議事録に事前に書いておく

私たちの振り返り会では全員が発言するので特にそこまで気にしてはいませんが、人数が多かったり、話す人が偏る場合には、事前にスコアを見て感じることをメモしておくとよいです。リアルで実施ができる場合には、付箋とかを使うと、後で分類もしやすいです。

■無理にネクストアクションが1つに絞られなくてもOK

チームで話せるだけでも、実施の前後で空気感は変わります。ネクストアクションを最後にチームで1つに絞ろうとすると途中の対話を焦って実施しなくてはいけないので、ネクストアクションが出たらさらに良いですが、無理して絞らなくてもOKかと思います。

私たちのチームでは、最後に今後意識することを1人ずつ発表して終了します。同じことをしなくても良いし、この振り返りから各自が気づいて、意識・行動変容につながれば良いのです(ぐらいに思っていると気が楽になるかと思います)。

まとめ

チーミングマスターによってもやり方/進め方の色が出て面白いですし、正解もないので色々なチャレンジができるのが、醍醐味です!

社内を良くするための動きなので、新人メンバーにチーミングマスターのような役割を任せたとしても、お客様に迷惑はかかりませんし、むしろ学生時代に経験がある人もいると思うので、どんどん任せた方がスコアが良くなったり、主体性もアップすると思います。

「メンバーの主体性をアップさせなきゃ!」ではなく、実際にチーミングマスターを任せることにより、自身で考えて主体性が結果的に上がっていくということです。

Engagement Run!アカデミーメンバーの中には、Wevoxの結果をメンバーに見せることを不安視される声もあるのですが、評価結果でもなく、あくまでチームの心の状態を点数化しただけです。

利用企業様の中でもあっさりメンバーに見せたら、実はメンバーがアクションを考えてくれて、チームが良い方向に行ったなんて話もあります。

そういう意味では、私が過去に見てきたお客様の中でも下記のうるるさんは素晴らしかったです。よかったら、併せて記事もご覧ください!


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?