えんがわ

旅が好きです。千葉県在住。 鉄道ファンの端くれ/温泉好き/動物園水族館巡り/博物館巡り…

えんがわ

旅が好きです。千葉県在住。 鉄道ファンの端くれ/温泉好き/動物園水族館巡り/博物館巡り等々の趣味ですが、ここは路面電車をメインとした写真集&旅行記として使ってみようかと。

マガジン

  • トラムを巡る街あるき

    写真多めで、全国の路面電車を巡った記録をまとめています。

  • あの車両に魅せられて

    どことなく惹かれ、1編成や1形式を追っかけ回した写真集。

最近の記事

雨の長崎、軌道沿いを彷徨う (2023/7月) 1日目

長崎に来るのも、先にブログにした松山と同じく、2016年以来だ。路面電車と夜景を目当てに訪れたものの、直撃ルートの台風が迫り、何もせずに去ることになってしまった。 せっかく最近路面電車巡りをしているところだし、思い切ってまた行ってみよう。航空券は少し高いから、安いタイミングを見計らって… とまあそんな経緯で飛んだ7月初旬。よく考えたら梅雨でした。そりゃ飛行機も安いわけだ。 まあ長崎なら、雨でも似合うんじゃない?という謎のイメージとともに、いつも通り、GRiiiとPENを片

    • 2023年の鉄道を俯瞰する

      と、こんなタイトルを付けると真面目な評論っぽい気もするけど、そうではなくて、俯瞰構図にハマっていました。 歩道橋から、あるいは大俯瞰的に見晴らしの良い道や展望台から。結構色々行ったんで、写真集的にご紹介をば。 1月 長野電鉄3500系の引退直前一般運用。そういえば昔城山散歩してた時、電鉄見えたよなあ…と思ってたら、案外撮れてしまった。コルゲートのステンレスボディが夕日に照らされて素敵。 2月 蒲田に屋上遊園地あったよなあ…で訪問、隙間からだけど多摩川線と池上線。コンパクト

      • 濃ゆいめオレンジ、伊予鉄散歩 (2023/5月) 2日目

        翌朝。がんばって始発前に起き、歩いて宮田町の電停へ。この時間でも、案外パラパラと人はいる。 伊予鉄市内線らしさは色々あると思うけど、個人的にはやっぱり、単線の専用軌道な城北線区間。 古町で旧型が出庫しているのが見えたので、ここで狙ってみる。 54号が1号線に、2002号が2号線に。この日は環状線には旧型2両だった。 広告の無しの5001号も運用入り。伊予鉄オレンジ、新型車になかなかカッコよく映える。 移動して、道後温泉へ。ホテルで無料入浴券をもらったから使ってしまう。

        • 濃ゆいめオレンジ、伊予鉄散歩 (2023/5月) 1日目

          松山には一度立ち寄ったことがある。 18きっぷで西日本を旅した2016年。あのときは新塗装が登場したばかりで、まだ、優しいクリームにオレンジ帯の旧塗装、たくさんの旧型車とやけに立方体の低床車、というのが市内線の風景だった。 しばらく行く機会のないままに、すっかり濃いオレンジ一色の新塗装に切り替わって、流線型の低床車まで入りだしたらしい。旧型車の運用も随分と少なくなったようだ。 今のうちに一度行っておくべきかな、と思い、飛び立った。 松山空港からJRの駅はバスですぐ着いてし

        雨の長崎、軌道沿いを彷徨う (2023/7月) 1日目

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        • トラムを巡る街あるき
          9本
        • あの車両に魅せられて
          2本

        記事

          鯉のぼりはためくトラム、岡山電気軌道をうろつく (2023/GW)

          今年の5月連休の山陽旅は、広島を出たあとは特段予定を立てていなかった。色々考えた末、とりあえず宿の安かった岡山に泊まることにする。 一度来たことはあるけれど、ちゃんと街中を歩いたことはなかった。 着いてから随分遅くなってしまったけど、折角なので、路面電車沿いにぶらぶら歩く。夜はあまり本数も多くない。 オレンジの広告の7202号、夜によく映えて良い。疲れていたので、初日はこれくらい。 翌日は祝日だったので、まああまり朝から出ても仕方ないかな、とゆっくり休んでしまった。昨日

          鯉のぼりはためくトラム、岡山電気軌道をうろつく (2023/GW)

          常総線キハ310形、さよなら運転に通う初夏

          関東鉄道常総線のキハ310形、その最後のキハ315・316号が、2023年の夏をもってついに引退するとアナウンスされた。 当初の案内では6月13日から7月2日まで、さらに追加で延長されて7月12日までは、引退記念で定期運用に入るようだ。 普段は平日朝しか動かず、近頃は運用入りしない日もあるらしい、常総線旧型車。やはりずっと気になる存在で、最後の機会、と土日の運用に合わせて通うことにした。 土日は、水海道 15時43分発で取手との間を3往復し、19時42分に水海道に到着する

          常総線キハ310形、さよなら運転に通う初夏

          初めての広島電鉄を歩く(2023/GW) 3日目

          2023年5月2日 さて最終日。体が少し重たいが、頑張って起きる。まだ朝は肌寒い。昨日行かなかった十日市町方面を今日は狙ってみる。 元京都市電の1900は相変わらず結構動いている。とりあえずこの界隈をうろついた後、土橋の交差点から小網町方面を狙ってみる。側面には日が当たらないけど、とりあえず顔が順光ならいいやの精神。 旧型こそあまり来ないが、2系統の連接車に3系統の単車と色々来る。連接車がうにょーんと90度曲がっていく姿はやはり面白い。 1地点に張り続ける、ということは少

          初めての広島電鉄を歩く(2023/GW) 3日目

          初めての広島電鉄を歩く(2023/GW) 2日目/2

          2023年5月1日 広電の朝ラッシュを追いかけた後、ホテルに一旦戻る。 準備をして再出発、さてこれからどうしよう… 紙屋町で降りてみると、被爆電車として有名な651号に出会えた。これも広島で会いたかった電車…。 写真を見返してみると、朝に352号を捉えた胡町の歩道局からの望遠ショットでも、奥の方に写っていた。どうも今日は7号線運用をこなしているようだ。 もう11時前、日がずいぶん高くなったが、まだ旧型も運用入りしているのか? とりあえず宮島まで行くつもりだったけど、元神

          初めての広島電鉄を歩く(2023/GW) 2日目/2

          初めての広島電鉄を歩く(2023/GW) 2日目/1

          2023年5月1日 5月だ、朝だ、平日だ! 目覚めるとトラムの走行音が聞こえる。もう始発が走っているようで、ベッドからなんとか起き上がり、着替えて街へ。中電前のホテルから、まだ影の長く肌寒い町並みを、千田車庫に向かって歩く。よく晴れている。 車庫の前についた。どんどん電車が出庫する。 運用調査を真似してここに張ろうかと思ったけど、思いの外寒い。GR3もなんだか調子が悪い。そこへ元京都市電1900形が出てきたので、思わず乗って広島港へ。 今思えば、1900形は沢山いるのだ

          初めての広島電鉄を歩く(2023/GW) 2日目/1

          初めての広島電鉄を歩く(2023/GW) 1日目

          実のところ、路面電車好きを10年来自認していながら、しかし広島に行ったことがなかった。2度ほど通り過ぎたことはある。新幹線の窓から、また当時の国内最長普通列車(岡山→下関)のなかから、ちらりと見えるトラムをモヤモヤとしながら見ていたくらい。 GWは山陽を旅しようと宇部まで飛行機だけとっていたが、この際しっかり広島を歩きたい。 2023年4月30日 宮島口から大混雑となった快速で広島駅につき、工事中の通路を通り路面電車のりばへ向かう。 工事現場の目隠しに囲われ、やや狭く感じ

          初めての広島電鉄を歩く(2023/GW) 1日目

          とさでん交通を訪ねて(2023/4) 2日目

          2023年4月16日 土讃線の普通列車から、おはようございます。路面電車は、郊外方向になるはりまや橋→後免町の初電が少しだけ遅めで、JRで後免まで先回り。 後免駅からは少し歩き、軌道沿いへ。後免の留置線、初電が出たばかりなので、みっちりと電車が詰まっています。 路地裏にみっちりと電車が「寝て」いました。 後免町駅。ローソンと一体化した駅舎の裏側に、ひょっこりと電車。朝日が眩しい。 ツリカケ音、高らかに、後免町行きの初電がやってきました。 車も人も増えてきて、町が動き

          とさでん交通を訪ねて(2023/4) 2日目

          とさでん交通を訪ねて(2023/4) 1日目

          年明けから路面電車熱が再燃した私は、とりあえず荒川・世田谷・江ノ島に開業前だけど宇都宮…と、関東あちこちを巡ってしまった。 さて、次は…と思っていると、とさでん交通に関するニュースが聞こえてくる。いわゆる「あり方」というやつで、早めに訪れるが吉か…。 数日後、ジェットスター成田~高知便のチケットが手元に。はじめての高知へ。 2023年4月15日 高知空港についた時点であいにくの曇天。でも、数日前まで大雨の予報だったし、まずは来られてよかった。空港リムジンバスの車窓からは、

          とさでん交通を訪ねて(2023/4) 1日目

          ながでん3500系、最後の日々を追いかけて

          地元を走っていた電車、昔から乗っていた電車が、ついに引退するという。 地元を離れて久しいけれど、ちょうど帰省をする時期に、最後に一般運用に入れてもらえる事になったようだ。2022年末から2023年初、善光寺平を走る最後の姿を追いかける。 長野電鉄の「地下鉄区間」は、もと日比谷線のこの電車によく似合う。 地上へ。都市鉄道らしい複線区間。 味わい深い駅も、近代的な駅も。 単線区間に入ると周りが開けてくる。山がぐっと近くなる。果樹園の中、いくつもの街を結ぶ。 そして、山

          ながでん3500系、最後の日々を追いかけて