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#80 野菜カレードリアのすゝめ

ミスドの次にお昼ご飯として選んで足を運ぶのが、サイゼリヤである。

サイゼリヤといえばミラノ風ドリア。ミラノ風ドリアを年に2回食べるか食べないか、というくらいで、あまりサイゼリヤには行く習慣がなかった。

ある日ミスドが混んでいてどうしようもないお昼ごはんの迷い子になってしまった。そこで、会社の近くにサイゼリヤがあったことを思い出して1度行ってみたら、とてもよかったのが私たちの馴れ初めである。

私の中の審判が「リピ確!」と強めに旗を上げた。


知っているだろうか。サイゼリヤには500円ランチがある。

500円ランチは500円で、パスタ、ハンバーグ、ドリアなどの中からひとつ選べるメインに加えて、スープとサラダがついてくる強者だ。

サラダはとれたてとは程遠い雰囲気だが、一人暮らしの私にとって野菜を摂取しているという気分の良さをもたらしてくれる。

スープにはお好みでオリーブオイルや胡椒をかけることができて、うれしい。


まさに今サイゼリヤでこれを書いているのだが、500円ランチのメインメニューラインナップが変化している。

私は「野菜カレードリア」しか頼まない-座るやいなや即注文する-のだが、メニューに生き残ってくれていた。少し辛くて、少し汗が出るくらい熱々で、チーズがたっぷりかかっているドリア。美味しいもんなあ。


知っているだろうか。平日昼のサイゼリヤには「サラリーマン男性(おじさん)」が主に生息している。複数のおじさんも、単数のおじさんもいる。

因みに私は今真ん中の席に座っているが、全方位おじさんテーブルに囲まれている。

これは、サイゼリヤが経済的にも、お腹的にも満足を与えられる場所であることの象徴だろう。間違いない。


今日の野菜カレードリアも熱々で花丸だった。

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