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継続は力、机に向かう習慣

継続できる子って、すごいですよね。
長期休暇で、毎日少しずつやっていって問題集を一冊仕上げると、終わるころには見違えるようになっていました。
子どもを見ていると、どんなことでも少しずつやるのが大切だなと思います。

どうしてそんな力が身についたのか…我が家の話を書いていこうと思います。
家庭によってケースバイケース。色々あるうちの一つとして参考になればと思います。


「1日15分」がハマった

我が家は2人の子がいますが、どちらも4歳からBenesseのこどもちゃれんじ教材をやっています。小学校に上がった今は進研ゼミです。

Benesse教材は「1日1ページをやろう」(幼児期は土日にやる程度)がコンセプトなので、毎日1時間以上机に向かっていることはありません。
宿題と合わせても30分程度でしょうか。

入学前からなるべく机に向かう時間を増やしていきました。このときはちょっとやるだけで、そんなに根詰めてやっていません。
それでも、これをやっていただけで机に向かう習慣ができていて、宿題等で机に向かうこと自体を嫌がることはほぼありませんでした。

Benesse教材も大量にあるわけではなく、1ページずつなので見た目の心理的負荷もなくやり切れる量なのもよかったのだと思います。。
ありがとうBenesse、ありがとうこどもちゃれんじ。

入学当時の学習進度は進んでいない方だった

上の子は小学校1年生入学当時、自分の名前は書ける、他のひらがなはなんとなく書ける、たしざんとひきざんもなんとなくわかる程度で、特別先取学習をしていたわけではありません。
進研ゼミ自体、すごく先取り学習をするタイプの教材ではないんですよね。
学校の一般的進度に合わせています。

年長当時、周りはどのくらい先取学習しているかは様々でした。
明らかに学習進度が進んでいる子、なんとなくやっている子、全くやっていない子…。
特に公文やっている子は学習進度がすごく早かったですね…くりあがり・くりさがりの計算のプリント出してやっていたりするんですから。

入学後、初っ端からつまずきかけたりもしましたが(子がつまずいたのでスタディチャレンジ爆誕したわけですが)、毎日継続、フォローアップでここまで来れています。

放課後のスケジュール

学校がある日はこのようなスケジュールです。

  1. 帰宅

  2. おやつや休憩など

  3. 宿題 10~30分程度

  4. 外へ友達と遊びに行く or ゲームやテレビなど

  5. 進研ゼミの国語と算数を1ページ 15~20分程度

  6. 追加の漢字と計算プリント(2年生以降、宿題が少なかったときや時間に余裕があるときだけ)

  7. 明日の支度

  8. 自由時間

  9. 直しがあれば(母が細かくチェックできるのは仕事後)

といった流れになっています。

入学後は「宿題が終わってから外へ遊びに行く」、「進研ゼミをやってからテレビやゲームなどで遊ぶ」と決めました。
その通りにこなしています。

「やることやったら遊べる」ルール

うちは「やるべきことやった人はやりたいことをできる」ルールなので、プリント類の宿題(やる分には1人で完結できるもの)と進研ゼミ(またはこちらが用意するプリント)をやらないと一番やりたいゲームとテレビはできないことになっています。
放課後に友達と遊びたいときは宿題だけは必須です。

帰ってきてからすぐに宿題をやると定めてはいませんが、17時頃までにやっていないと警告が入ります。
寝る直前までやっていない場合(実際ここまで引き延ばしたことはありませんが)、「やるべきことをやっていない」説教が入ると思います。どうするの?と自分で考えさせます。
(でも夜遅くなると私が本読みと計算カードやろうね!っていうの忘れたりすることもあるのが現状です…笑)

ゲームやりたさに勉強をしている部分もあるかと思います。放課後友だちと遊びに行きたくてやる部分もあると思います。

でも、何も言わずとも自分から進んでやります。もう習慣になっているからでしょう。

適当にやるとペナルティ

あまりに適当だったり、ケアレスミスが多いときは警告、後日も改められないようであればしばらくゲーム禁止になります。

理由は「やるべきことをやっていない」から。

大人でも大体同じですよね。仕事もしないでずっと遊んでいることはできませんよね。

「ゲームで釣ってるじゃん」と思いますが、良いんです。
大人だって新作の〇〇が欲しいからお金稼ぎ頑張ったりするじゃないですか。
〇〇はブランドバッグでもゲームでもなんでもいいです。
同じです。

正月三が日でも自主的にやっていた

最近驚いたのが、三が日のときに「親からは何も言わなかったけど」「自ら進んで」進研ゼミをやって出してきたことです。ゲームがやりたいからです。
もう少しの時間でも机に向かって課題をやるのは彼にとって日常になっているんだなと思いました。
「三が日くらい、勉強やらなくてもいいよ」とわざわざ水を差すこともないので、特に何も言わずに採点しました。もちろんゲームはちゃんとできました。

春休みに継続して「化けた」

継続するって大変だけどちゃんとできてるし、やるといいことあるよ、の話を書いてきましたが、春休み期間のこの体験で本当に「継続ってすごい!」と思いました。

1年生の春休み。子どもの弱点は計算のケアレスミス、漢字、文章題(国語・算数共に)でした。
進研ゼミと進研ゼミのオンラインプリントに加えて、書店で市販されている公文の教材「漢字」、同じく公文の国語と算数の「文章題」をそれぞれ仕上げることにしました(計算は計算プリントを用意しました)。

  • 学校の宿題はない

  • 進研ゼミは通常通り1日国語と算数の1ページをやる

  • 進研ゼミが完了したら進研ゼミのオンラインプリントをやる

  • 公文の漢字、文章題(国語と算数)は1日1枚必ずやる

これを春休み前の特別日課(早く帰ってくる)期間から少しずつ始めていきました。
1日の学習時間は長くて1時間半程度、だったと思います。
連続ではなく、午前と午後に分けてやっていました。

4月、進級する頃には見違えるような出来になっていました。

「毎日やったから、1冊ちゃんと終わったね」
「毎日少しずつやったから、文章題が得意になったね」
「ちゃんとやり遂げられたね!」

子どもの自信にもなりました。
すごく嬉しそうでしたね。

まとめ-継続は力

子どもにとって宿題と日々の学習は「やるべきこと」であり、「達成しないと楽しいことが遠ざかるもの」です。

毎日少しずつ、最後までやり遂げれば目を見張る成長がみられます。
低学年のうちは特に、1日何時間も勉強する必要なんかありません。毎日の積み重ねが大事になってきます。きっと…

やるべきことはやる。今後生きていく上で必要なことだと思います。

さて、もうすぐ2年生の春休みがやってきます。
同じように弱点や理解が甘いところを強化していこうと思っています。
伴走する親も大変ではありますが、次の「化け」も楽しみです。


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