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《清掃4》断捨離のすすめ 決断の回数を減らし、決断の速度をあげるんだ

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

春になって、身の回りの変化も多いだろう。
特にこの時期は情報の切り替わりも多く、情報量も多くなる。
そうすると、インプット過多の状態で頭がぼんやりとしてきちまうことがある。

なんかやる気が入らないなとか、変化のない自分に焦りを感じるとか、
何か始めようにも何から手を付けたら・・・なんて思っちゃいないか?

考え事が多くなったり、思考がまとまらないときは、身辺の整理をするといい。
そうだ、よく耳にする「断捨離」だ。

新しい出来事を呼ぶには、古いものとの決別が必要になる。
空間を空け、そこに新しい流れを取り込むために、まずは文字通りモノや思い出、
過去とのしがらみを断ち、捨て、離れることだ。

お前さんの部屋やデスク、ギルドのロッカーなんかもそうだな。
まずは引き算から始める。
収納スペースがあるところに上手に詰め込むんじゃなく、そもそものキャパを減らすことから始めよう。

モノの数すなわち、判断や決断の回数を意味する。
当然モノが多ければ、それだけ無意識のうちに判断回数が増えて、脳は疲弊する。
人が一日に決断できる回数は決まっているとも言う。
そのリソースをそんなところで使っちまえば、その分お前さんの判断力は鈍っているかもしれんな。

有名な技術者や指導者は、いつも決まった格好をしていることがあるだろう?
今やみんなが持っている通信デバイスを広めた会社の代表だった人物では、
一週間分毎日同じ組み合わせの服を用意していた、と言う逸話もあるくらいだ。

着る服を衣装化、キャラクター化することで印象づけることはもちろん、
クローゼットの中での判断回数を減らすことにも繋がっている。理屈にかなっているよな。

ゆとりのある空間はなぜ高収入を生むか?

それは判断回数を減らし、そのリソースを新しいことを考え生み出すことに使っているから。
そして、その環境を維持するために、そもそもモノを買い足したりしないからだ。
収入と支出、両面で有効ということだ。

さらに頭がスッキリしている分、いいアイデアも浮かぶだろう。
創造性の高い仕事やクエストを受注をしているなら、これ以上ないメリットだ。

考える時間が増えて、周りにも目配りや気配りができるようになる。
全体が見えて、指導や計画立てにもいい影響があるはずだ。
人の上に立つ立場なら、なおさらやっておいたほうがいい。

モノの話を中心にしたが、情報についても同じだ。
SNSをよく見るようなら、一回全部止めてみるといい。デジタルデトックスだ。

依存しているならはじめは気になってしょうがないと思うが、
大抵の情報はまったく不要なものだ。無くなっても困らない。
それどころか、要らない情報を叩き込まれ続けるストレスからも解放されるだろう。

その空いた時間で、お前さん自身が本当にやりたいことを考えろ。
いいか、考える時間を相手に奪われるな。いつも余裕を持たせておくんだ。

情報遮断についてはまだ多くのメリットがあるが、長くなるからこの辺にしておこう。
コーヒー、冷めないうちに飲んでくれよ!

《基本スキル 断捨離しよう》


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