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《挨拶5》相手を覚える 細かく覚えていてくれる人は誰だって好感が持てるぜ!

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

お、なんだ!今日はさっぱりしているな。
髪を切ったんだな。いい感じだぜ。

なんでそんなにすぐ気が付くのかって?
別に大したことじゃない、雰囲気と特徴を覚えているだけだ。
あと、お前さんは言葉にはしていないが、人情をけっこう大事にしているだろう?
そういう、ちょっとしたことを覚えているだけだ。

男女関係なく、変化に気付いてもらえた時はうれしいもんだ。
気にかけるのは、本当に、ちょっとしたことでいい。
前回会ったときにこうだったなとか。
今日は違うアクセサリーをつけてきているとか。
挨拶をしたタイミングが、気付いたことを伝える絶好のチャンスだ。

それを繰り返していくと、今度は会話の内容や、相手の趣味嗜好、
その時の感情なんかも覚えておけるようになってくるぜ。
会った人のキャラクター図鑑を作るイメージだな。
プロになってくると、辞典のようになっているぜ。

慣れてきたら、こいつを実践してみてくれ。
「私が大事にしていることを覚えてくれている」

ハッキリ言おう。これが一番強力だ!

例えば家族。子供がいて、子供の人生を何よりも楽しみにしているとか。
キャリアプランを大事にしている。仕事にかける情熱や誇りがあるとか。
趣味にかける情熱。特定の分野では突出した知識と愛があり、とにかく熱弁をふるう。
飼っているペット。毎日のルーティン。
人への接し方。筋が通っていること。
生きていく上での価値観、人生観。

規模も概念も様々だが、これを覚えてもらえるってことは、
ちゃんとあなた自身を理解していますよ、という静かなアピールになる。
静かだが、強烈なインパクトだ。
お前さんへの信頼も絶対的なものに近づくはずだ。
なんせ、自分が大事にしていることを、大事にしてくれる人なんだからな。

とても小さいこだわりだが、相手にとっての感動は絶大なものになる。
細かいことをマメに覚えてくれているお前さんになったら、
きっとモテモテになっちまうぜ!

《基本スキル 相手が大切にしていることを覚えておく》


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