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大学教員公募 出願をする時に考えること

公募情報が出ると、どこに出願するべきかを考えるだろう。自宅からの通勤時間を考え、少しでも近い大学が良いのか、それとも場所は問わず、応募してみたい大学があれば北海道から沖縄まで出してみるか。これは人によるので、条件や求めている授業などを確認して応募してみるべきである。

大学によって、「任期なし」の採用がある。これは正直、内定がもらえれば、よほどのことがない限り定年まで働くことができるだろう。私の場合は、「最初3年は任期つき」みたいな採用形式であった。2年目に調査書のチェックが入り、問題なく「任期なし」の採用が正式に決まった。あとは任期つきで、3年や5年など任期の条件がついた形で採用される。この場合は「再任審査」はなく、また公募出願をしないといけない。ただ非常勤講師よりも待遇も良いし、講師や准教授といった役職が与えられて経歴もしっかりする。将来的なことも不安になるかもしれないが、任期付きでも十分にトライできる価値はある。

最後に「役職」である。私は教授であるが、出願をする際は准教授でも良いと思い、過去に「准教授または講師」という採用条件であった大学に応募し、面接を受けたことはある。確かに「准教授からの採用になりますが、良いですか」と確認はあったが、もちろんOKですと。嫌ならば最初から出願すべきではない。
教授だからといってプライドが高いわけではない(高く持つべきか??)。まだまだ経験不足であるという気がしているためか、准教授でも問題ないと考える。
これは憶測であるが、教授職の人が「准教授からの採用」に応募すると、一次通過は低いと考えた方がいいかもしれない(あくまで勝手な予測です!)。現在、教授である人を「1つランクを落として採用」することに抵抗があるかもしれない。私のように教授でも、准教授から再出発したいと考えているのであれば、ぜひチャレンジしてほしい。

私はもちろん関東近郊の大学を中心に公募を探しているが、あまりこだわりはない。今年は名古屋と神戸の大学の二次を受けた。そして担当科目は、できれば「教職英語」を中心とした募集が良いと考えている。

初めはとにかく履歴書をばら撒いた方がいいのか?これも正直わからない。とにかく出したい意志があれば、どんどん出願してみてほしい。

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