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クリスマススピーチの裏側、4万ドルのクリスマスセーター─海外記事ピックアップ Vol.5 #EnglishChallenge

英語学習コミュニティEnglishChallengeでは、参加メンバーがピックアップした海外記事と紹介コメントを定期的にまとめて配信しています。

海外情報のキャッチアップはもちろん、自分の興味に近いメディアと出会うきっかけとしてもぜひチェックしてみてください。

2021年最後のピックアップでは、3本の記事をご紹介します。

恒例の「クリスマススピーチ」に関する10の秘密

12月に入るとイギリスのメディアでは「クリスマス」のカテゴリができるのが面白い。やはり欧米は気合いの入れ方が違う…!
そんななかで今回選んだのは、クリスマス恒例のエリザベス女王からのメッセージ放送に関する記事。この行事がはじまったのは1932年にジョージ5世がはじめてラジオを通して生放送をしたのがきっかけなのだそう。国民にとって初めて王の肉声を聞いた瞬間だったとのこと。その後も伝統として受け継がれ、媒体もラジオからテレビの生放送へと変わり、最近ではPodcastでの配信や3Dへの対応など新たなテクノロジーも取り入れています。ちなみにクリスマス当日の午後3時からの放送なのですが、いまだに視聴率トップの人気コンテンツなのだそう。
昨年はパンデミックによる影響を慮り“You are not alone”と国民に呼びかけたエリザベス女王ですが、今年は初めて夫であるフィリップ王配が同席しないとのことで、「今年もエリザベス女王のクリスマスメッセージをより多くの国民が視聴することで、女王に“You are not alone”を伝えなければならない」という結びがイギリスらしい上品な言い回しだなと思いました。

Author:最所あさみ

アーティストが4万ドルの「アグリーセーター」を製作

イギリスのアーティストが、4万ドル(約450万円)のクリスマス(アグリー)セーターを販売した、というお話。過去には、「Tipsy Elves」というホリデー向け衣類販売会社が、3万ドルのクリスマスセーターを作っていたけれど(そしてそれは今も公式サイトで売っているらしい)、最高額を更新したそうです。世界最高額のクリスマスセーターには、ダイヤモンドが150個、スワロフスキーが2000個ほど使われていて、制作には貯金を全て使っちゃったらしい。もし売れたら、イギリスの国民保険制度に寄付する予定なのだとか。

…というのが記事のメイントピックスだけれど、EnglishChallenge的大ニュースは別の雑学に。

It has become a tradition to wear ugly sweaters at Christmas parties in some parts of the world. The first ugly sweater party happened in 2002 in Vancouver, Canada, to raise money for a friend's cancer treatment. Now companies like Nordstrom and even Dolce & Gabbana sell ugly Christmas sweaters so people can buy them for parties and photos.

世界で最初のクリスマスセーターパーティーは、なんと2002年のカナダ・バンクーバー!癌治療の友人のために開いたものらしく、それ以来有名企業がクリスマスセーターを販売するようになったのだとか。アグリーセーターの由来、ここにあり…!と感動した記事でした…

Author:伊佐知美

パンデミック下で安全に過ごせるアメリカの州ランキング

アメリカの中でどの州が「コロナのパンデミック期間中に過ごすには安全な場所か?」という調査結果を紹介した記事です。アメリカは州によって政策が全然違うし、これからホリデーシーズンに入るのでこういう情報は重要なんだろうなぁと思いながら読みました。複数ある評価基準のうち、比重として最も重きを置いているのはコロナの死亡率とワクチン接種率なのだとか。気になる順位は1位からワシントンDC、カリフォルニア、ハワイ、メリーランド、フロリダとなっています。フロリダは職場でのワクチン義務化を禁止するなどの政策をとってるので意外だよね、と記事では取り上げられています。

Author:吉田恵理


EnglishChallengeでは、日々の学習報告をメインにしながら、海外記事のピックアップやみんなでZOOMをつないで勉強する「もくもく会」も毎週開催しています。

詳細はぜひ下記のサークルと概要noteもご覧ください。

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