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「辞めたいけど辞められない」から「いつ辞めようかな?」に心境変化しました

こんな暗い(笑)noteを書いてから、はや2ヶ月が過ぎました。

仕事を辞めたいけど、辞められない。
辞めてなにするの?やりたいことがわからないから辞められない、というnoteです。

2ヶ月間で状況や心境に少し変化があったので後から自分で振り返れるように書いてみようと思います。

夫からA4コピー用紙びっしりの手紙をもらう

ある晩、私は夫に「もう会社辞める〜(でも辞めて何したらいいかわからない)」という、愚痴のような話を延々としていました。

いつもなら「はいはい」と流すはずの彼が、真面目な顔で「辞めてもいいけど、辞めて何をしたいのかちゃんと考えてからにしなよ。勢いで辞めても後悔するだけだよ」という真っ当な指摘。

いや、わかるけどさ、、話を聞いて、元気付けてほしかっただけなのよ。

気持ちを受け止めてもらえなかった気がして「そんな言い方しなくてもいいじゃない!もう寝る!」と感情的に捨てゼリフを吐いて私は寝てしまいました(夫よ、ごめんね)。

翌朝、起きてリビングへ出ると、テーブルの上にA4のコピー用紙が。夫の字でびっしりなにかかいてある。要約するとこんな感じ。

・「私のことを応援してくれない」と言われたけど応援してるということ
・焦って退職を決断して「こんなはずじゃなかった」と後悔するアマンダを見たくないと思っていること
・家族だからこそ、大事な決断をするときには協力したいということ
・参考になりそうな本
・退職前にやっておいた方がいいことリスト
・転職先企業について調べた方がいいことリスト

夫も私も転職経験がありません。夫が夜中にネットや本で調べたことを書きとめてくれたものでした。本好きで几帳面な性格の夫らしく、参考文献まで書かれていました。

この手紙を読んで、昨晩は咄嗟に反発してしまった夫からのアドバイスも、少しは参考にしてみようかなと思えました。

社内公募プロジェクトへの参加

夫からもらった手紙の中に、こんな一文がありました。

上司に相談してみては?普段のアマンダの仕事ぶりを知っていて、社内の他部署にも詳しいはず。なにかアドバイスをくれるのでは?

私は上司と比較的仲が良いこともあり、相談してみることにしました(「辞めたい」ではなく、「そろそろちがう業務にチャレンジしたい」という言い方で相談しました)

すると、「そうだよな、そろそろ違うこともしたいと思うよな。社内公募してるプロジェクトがあるの知ってる?それに応募してみたら?推薦文書くよ」と言ってくれました。

そんな社内公募があることを知りませんでした。

興味のある分野だったこともあり、応募するとするすると選考がとおり、プロジェクトへの参加が決まりました。

実際に参加してみたところ、とても面白い。もっとこの分野を知りたいと前向きな気持ちで取り組めています。

意外な出会いとなったこの社内公募プロジェクトですが、参加するとき、実はかなり迷いました。応募最終日まで応募するか迷いました。業務レベル、量ともにワーキングマザーの私がこなせるか自信がなかったからです。そんな時に私の背中を押してくれたのはサークル活動で出会った方たちでした。

社外コミュニティを通じて世界が広がった

私は今、マレーシア在住の文筆家&編集者である野本響子さんの執筆サークルに参加しています。

とても楽しく参加しているサークル活動ですが、私なりに得たものは次の二つだと感じています。

一つ目は、月並みな表現ですが世界が広がったこと。年齢、職業、住んでいる場所はバラバラです。そのバラバラな属性の人たちの思考の深い部分をnoteを通じて知り、交流できます。多様な価値観に触れることで、世の中にはたくさんの可能性があって、私にも会社の外の世界でできることがあるかもしれない、と思えました。

属性はバラバラですが、互いを応援し合う空気に満ちています。私が社内公募プロジェクトへの参加を迷っていた時にもサークルの人たちが背中を押してくれました。

二つ目は、インタビューライティングという仕事を知ったこと。
サークルには、メンバー同士互いにインタビューし合うという活動があります。このサークルに入り、初めてインタビューライティングという分野があることを知りました。

今まで3回インタビューを行いました。

まだまだ不慣れですが、もっと経験を積んで上手くなりたいと思っています。正直、「書くことがとても楽しい!」というタイプではないのですが、インタビューという行為はとても楽しいです。今まで本業でやってきた経験も活きるような感覚があります。副業という形からでも始めたいと思っています。

会社と私の関係の変化

両足ずっぽり会社に浸ってた昔とちがい、今は重心は会社の外、会社には片足が軽くのってるくらいな気持ちになりました。

もっと余裕を持って子どもと接したい

社内公募プロジェクトでやっていることを本業として腰を据えてやってみたい

インタビューライティングをもっとやりたい

英語に触れる時間を増やして、話せるようになりたい

やりたいことがムクムクと増えていくのを感じます。会社の外の世界へ出てみたいという好奇心がどんどん大きくなってきています。

一方、会社員なので、当然ですが本業でも成果を出すことを求められます。自分の望む方向とはちがう方向へ成長することを促され、そのための課題をいくつも与えられます。そのために自分の時間の大半を使い、やりたいことに時間を割けないことに、もどかしさと違和感を感じるようになりました。

いつしか、自分の悩みが「辞めたいけど辞められない」から「いつ辞めようかな?」と変わっていることに気が付きました。

第二子出産してから辞めようかな?社内公募プロジェクトの任期が終了したら辞めようかな?不動産ローンを組んでから辞めようかな?(笑)

自称アマンダの応援団だという夫と相談しつつ、自分との対話を深めつつ、卒業のタイミングを見極めようと思います。


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