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Spotlight on the Global Person #01 YOYOKAさん ~Part.3 アメリカ生活編~

“グローバルで活躍する”という言葉の向こう側には、多彩な想いやストーリーが息づいています。夢を叶え、未来を引き寄せるカギは【グローバルスキル】です。英語は言うまでもなく、自分の価値を高めるさまざまなスキルを身につけ、活躍の扉をひらいたグローバルリーダーのリアルな声をご紹介します。

第1回は、13歳の天才ドラマー・YOYOKAさん。4歳でライブ活動を始め、世界に名だたるアーティストとのセッションや海外での活動を精力的に行われてきました。2022年9月にはアメリカへ移住。さらなるグローバルでの飛躍への一歩を踏み出しています。

~他の記事はこちら~
◆Part.1 「レアジョブ英会話」活用編
◆Part.2 渡航準備編

Part.3 アメリカ編

——ここまで、日本での英語学習から渡航準備について伺ってきまして、最終回はいよいよアメリカでの生活についてお聞きしていきます!2022年9月に渡米されて最初にされたことは?

YOYOKA
:まずは、家探しです。生活基盤を整えなければいけないわけですが、それがとにかく大変でした…!ソーシャルセキュリティーナンバー(社会保障番号・アメリカで利用されるマイナンバーのようなID番号)の取得に始まり、両親は自動車の運転免許証やクレジットカードの発行、学校の入学や保険加入など、何カ月もあらゆる手続きに追われていました。家を借りるにも渡航後2年間の証明が必要だったりして、結局最初の約8カ月間は、ベイエリアのオークランドにある友人の家にホームステイさせてもらっていました。

——生活基盤が整わないと、なかなか落ち着かないですよね。

YOYOKA
:いつになったら安定した生活ができるようになるか、全然先行きが見通せなくて…。「来週はどこで寝てるんだろうね」という綱渡りでした。2023年7月からようやく拠点をLAに移すことが決まって引っ越したんですが、ガスが使えるようになるまではやっぱり毎日違う人の家に泊めてもらったりしていたんです。

——なかなかのサバイバルですね…!

YOYOKA
:でも、慣れると逆にその状態が楽しくなってきて(笑)誰とでもフレンドリーにコミュニケーションを取るのに加えて、どんな時でもポジティブでいることがすごく大切なんだと思います。

特に私の弟は本当に誰とでもフレンドリーにできる子で、どんな人にも話しかけて仲良くなっていく姿に救われたことが何度もありました。やっぱり、英語が伝わらなくてストレスを感じたり、国籍や人種の違いから思いがけない体験をしたり、日本以外の国で生活する難しさって確実にあるんですよ。でも、そこでネガティブになってしまったら、途端に全部がつらくなっちゃいそうで…。楽しいことばかりじゃないからこそ、ポジティブ思考はとても重要ですね。

——気持ちが下がらないような心のよりどころを持っていることも、大事なのかもしれませんね。

YOYOKA
:確かに、特技や得意分野があるとコミュニケーションのきっかけにしやすいと思います。

私は、やっぱりドラムという武器が大きくて、最初に通っていたアート学校でも楽器演奏のスキルのおかげで、友だちが増えるきっかけになりました。あと意外だったのは、なわとび。日本だと小学校の授業などでいろんな技を練習しますよね。でもアメリカではそこまでうまく跳べる子が多くないので、自分としては普通になわとびをしていただけなのに「かっこいー!!」って言われて、友だちが増えました(笑)

武器にするのは何でもいいと思います。スポーツでも、趣味でも、日本文化でも。得意なことや好きなことをコミュニケーションの糸口にして、人とのつながりを増やしていく。もちろんそこでは英語力が必須になるわけですが、【語れる何か】があると心強いですよね。

——スキルやマインドも大切だけど、でもやっぱり英語力も大切、ということですね。

YOYOKA
:たとえばセッションなどをしている時、音楽によって感情が通じ合う瞬間って確かにあるんです。でも、実際に演奏していて「次はコードCで」「次のパートの後で演奏を終わるよ」というやり取りは必要なわけで、パッションだけではどうにもできないシーンもあります。すごく良いセッションだったのに、英語がわからなくてうまく終われなかった…なんて、情けないじゃないですか。やっぱり、英語は絶対に必要なスキルだと言えます。

学生の方なら専攻する領域の英語、ビジネスパーソンの方ならビジネスで使う英語、私は音楽や演奏に必要な英語…といったように、目的に合わせた英語力を上げていけるといいですよね。

——移住されて約1年になりますが、やっぱり現地で生活されていても英語学習って必要だと思いますか?

YOYOKA
:必要ですね。だからこそ、渡米後も「レアジョブ英会話」のレッスン受講は継続しています。リアルな英会話では、どうしても正しい文法を確認しきれないまま流れたりするので、復習や自分の英語力がちゃんと上がっているのか確認する意味も込めて。渡米前の英語学習と目的は変わってきましたけど、自分のレベルを時々確認するのは大切だと思います。

——YOYOKAさんご自身の経験や言葉は、グローバルでのキャリアチェンジや海外での活動を考えている人たちにとってきっと心強い後押しになると思います。最後に、ファンや読者の方に向けたメッセージをお願いします。

YOYOKA
:「違う国で活動してみたい」「世界に挑戦してみたい」という気持ちが生まれた時って、「でも、できるのかな…」と、もやもやする気持ちも一緒に出てくるものですよね。それ自体は自然なことですけど、私はその時間がもったいないって思うんです。挑戦したい何かがあるなら、少しでも早く行動することで、チャレンジできる期間が長くなりますから。もちろん、目的によって正解は違いますけどね。動き出すことにためらっているよりは、一歩踏み出せば拓ける道があると思います。

私自身、LAに引越してきてようやく生活基盤が整い始めたので、ここからさらに音楽活動を幅広く展開していきます。生活しているなかで必要になる英単語はどんどん増えますし、ビジネスにかかわる英語も使えるようになりたいので、「レアジョブ英会話」も活用しながらもっと英語力を高めていこうと思っています。グローバルにいろんなこと挑戦していきますので、ぜひ応援していただけたらうれしいです!

——3回にわたってYOYOKAさんの貴重なお話を伺いました。少しでも多くの方の参考やグローバル活動のきっかけになると嬉しいです。本当にありがとうございました。


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