見出し画像

Spotlight on the Global Person #01 YOYOKAさん ~Part.2 渡航準備編~

“グローバルで活躍する”という言葉の向こう側には、多彩な想いやストーリーが息づいています。夢を叶え、未来を引き寄せるカギは【グローバルスキル】です。英語は言うまでもなく、自分の価値を高めるさまざまなスキルを身につけ、活躍の扉をひらいたグローバルリーダーのリアルな声をご紹介します。

第1回は、13歳の天才ドラマー・YOYOKAさん。4歳でライブ活動を始め、世界に名だたるアーティストとのセッションや海外での活動を精力的に行われてきました。2022年9月にはアメリカへ移住。さらなるグローバルでの飛躍への一歩を踏み出しています。

~前回の記事はこちら~
◆Part.1 「レアジョブ英会話」活用編

Part.2 渡航準備編

——前回は「レアジョブ英会話」を中心とした日本での英語学習について伺いましたが、今回は渡航準備全般についてお聞きしていきます。
生活の拠点を国外に移すとなれば、とにかくいろんな準備が必要になることは簡単に想像できます。英語はもちろん、それ以外の準備も大変だったんじゃないですか?

YOYOKA
:率直に言って、大変でしたね(笑)英語力を上げるのはもちろん、事務的な手配から気持ちの準備から、やらなければいけないことがとにかくたくさんありました。

目的や年齢によって人それぞれだと思いますが、私に関しては12歳でアーティストビザ(学生ビザではなく、専門分野で優れた能力を持つ人に発行される就労可能なビザ)を渡航の1カ月前に取得しました。前例がなかったそうで、こちらも発行する側もわからないことだらけで…本当に手探りの状態で、できる準備をやるしかないといった感じでしたね。

——なるほど…チャレンジングな環境下での渡航準備となると、想像以上に大変だったんですね。たとえば、今振り返ってみて「こんな準備をしておけばよかった!」と思われていることってありますか?

YOYOKA
:現地の学校生活について、もう少し情報のリサーチや準備をしておけばよかったです。渡米した当初はオークランドでホームステイし、Oakland School For The Artsという中高一貫の公立のアート学校に通っていました。当たり前なんですけど、学校では授業もすべてが英語。数学も化学も生物も全部です。日本語でも理解が難しい単語もあるのに、それが英語に置き換わる大変さは想像以上でした。

実は、アメリカの学校に通うとしても、数学の授業が一番簡単だろうと思っていたんです。扱うのが数字なんだから英語になっても同じだよね、と。でも、結局は文章問題を読解しなければいけないし、日常会話では使わない数学の英単語も必要になるので「もっとシミュレーションしておけばよかった…」と、感じました。

私は学校でしたが、それが会社や仕事だ、という人もいますよね。スポーツやエンターテインメントかもしれません。現地での実際の生活をイメージして、できるだけ具体的に準備しておけば、少し気持ちにゆとりが持てるんじゃないかなと思います。

——“英語”とひとくくりで言っても、どんな場所で、どんな目的で使うのかによって、必要な準備も変化するというわけですね。英語を使うシーンの解像度を上げておくことが大切なのかもしれません。

YOYOKA
:そうですね。アメリカに移ってからは電気やガスのライフラインを整えたり、銀行口座を開設したりするのもとにかく大変で、英語力がないと何もできなかったんです。しかも、交渉や契約が必要な場面では、ただ英語が話せるだけでは足りないんですよね。ルールやしきたりのような英語以外の知識も必要なので、そういった情報収集も含め、準備を始めるなら早いほど良いと思います。

——確かに、学校の授業の話にも通じますが、契約や交渉は日本にいて日本語で進める場合でも難しいものですから、それが英語になったらお手上げになってしまいそうですね。

YOYOKA
:でも、きっとどんなにしっかり準備をしても、自分たちだけではどうにもできないことがたくさん出てくると思うんです。私たちにしても、いろんな場面で周りの人や友人のサポートしてもらい、そのおかげで何とかなったことがいっぱいあります。英語学習や情報収集のように自分たちでできる準備を最大限やりつつも、誰かに頼ることも怖がらずに乗り切っていくのがいいのかな、と感じています。

——大変には違いないものの、自力で全部何とかしなければいけないわけでもない、ということですね。「頼ることを怖がらない」という考え方も印象的です。

YOYOKA
:だからもしかすると、英語や事務的な手続き以外に、誰とでもフレンドリーなコミュニケーションをできることも、大切なのかもしれませんね。

——生活の拠点を変えるとなると、きっと不安は尽きないと思います。英語学習にしても事務的な準備にしても、全力を尽くしながらも一人で抱え込み過ぎてはいけないのかもしれません。YOYOKAさんのお話から、未来をイメージしながら前進していく大切さを強く感じました。

次の最終回は「Part.3 アメリカ生活編」です!移住後の生活や心情の変化、グローバルでの活動を思い描いている方へのメッセージなどをたっぷりご紹介します。


取材をご希望の方、本件に関してのお問い合わせはこちら
株式会社レアジョブ 広報
メール:press@rarejob.co.jp

【レアジョブが提供する英語関連サービス】