見出し画像

フィンランド語学コースmodule3

今日から移民用のフィンランド語コースのモジュール3がスタート!!モジュール2が2週間前に終わり、久しぶりにクラスメイトに会えるのが楽しみです。

この移民用のフィンランド語コースはモジュール1,モジュール2,モジュール3と3つに分かれていて、今回、私が受けるのがモジュール3、最終コースとなります。A2.2のレベルからB1.2になるのが目標のクラスです。

私がアサインされているのは、アカデミックなバックグラウンドがある生徒のみ集められての強化コースなので、結構ハードであります。。3か月のコースなのですが、2か月は語学学習、その後に3週間の職場訓練ということで実質2か月で求められるレベルに達さないといけないのです。毎日7~8時間の勉強が求められ、フルタイムでの勉強が必須です。実際に20人で始まったクラスも1人2人と脱落していき、最後は半分くらいになっている感じです。

かくいう私も、お恥ずかしながらモジュール2を2回受けています。

少し言い訳をさせてもらえれば、この強化コースが始まったのはごく最近のことだそうで、私が最初に参加したコースは史上3度目に開講したコースらしく、実験的な要素も多大にあり、レベル分けが結構あいまいで、クラスメンバーのレベルがとにかく違い過ぎるという印象でした。始まる前にレベルチェックはあるのですが、こんなのでレベルが図れるの?というくらい簡易なものでした。

私はというと、挨拶もたどたどしいというレベルだったのですが、いきなり初っ端のレッスンから「この文法はどう解釈したら良いですか?」とフィンランド語でいきなり質問しだす生徒に面喰いながら、アウェイ感満載なスタートでした。

かたや、私のようにフィンランド語は初歩も初歩という生徒も何人かいて、日本とは違って自己主張がものをいうのはフィンランドでも同じで、「私はこのクラスには合わない。他のクラスに移して!」と主張が始まり、レッスンが一時中断して、その次の回では上司も巻き込んだ話し合いになったりとなかなかの波乱の幕開けなレッスンだったのです。

レッスン内容も先生がゆっくりやれば、上のレベルの生徒から「強化コースなのに何でこんなに簡単なの?」という声が上がるし、上に合わせると「言ってることがまったくわからない」と下のレベルの生徒から文句がくる。

こんな感じで20人ものレベルの違い過ぎる生徒を扱いきれず、先生のレッスンプランもプリントが多めになり、内容もいったりきたり、もらったテキストはほぼ使わず、という有様。

先生は先生でレッスンに10分以上遅れてくることがほとんどで、パソコンの電源がつかない、プロジェクターが映らない、と内容に入るまでにいつも何か調整が始まり、休憩も何故か長めにとられ、切りが良いからと既定の時間前に終わる、みたいな調子で、学ぼうにも私には色々と吸収するのが難しい環境で結局、落第したというわけです。。

もうこの強化コースで学ぶのはやめようかなとも思いつつ、落第したまま終わるのも悔しいし、他に行けるところも見つからず(探してないけど)、再チャレンジをしたのでした。

ところがどっこい、2回目のモジュールは打って変わり、先生にもクラスメイトにも恵まれ、何とか無事、目標に達成できて、今日のモジュール3に進めています。

どんな先生とクラスメイトでのコースになるか、ドキドキです。

がんばります!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?