新・節電生活始動
数週間前に穴を開けたソーラーパネルを、ベランダから吊るして発電を開始しています。そんな戸建てから集合住宅環境でのエコ生活を再開したえんじろうの、近況報告でございます。
未だにもう1枚のパネルは控えのまま、戸建てのときの半分の発電力で何ができるかの現実的レポートをお届けします。
窓からの経路
ベランダで発電した電気は、エアコンの室外機付近を経由して窓から引込んでいます。なんて言っても穴を開けるわけにはいきませんから、窓を少し開けて隙間を通しているという状態です。
あえて何も刺さっていないコンセントの横を堂々と進むケーブルが誇らしい。コンセントくん、君に頼らずとも太陽の恵みに任せ給え!(他のコンセントのお世話にはなってます)
そしてPちゃんの元に電気が届きます。
問題点
この問題点は明らかですが、買い物などに出かけるときには部屋を施錠できません。鍵をかけている方向に動かして施錠中をカモフラージュしても、そこをケーブルが通過している以上厳しいでしょう。
自分がいて見張れるときしか充電できないのは、意外と不便です。そこで調べた末、良いものを発見しました。
簡易ロック
えんじろうはAmazonから購入したのですが、窓のレールにまたがらせてから外側に向けて突っ張るという感じでロックしてくれます。
購入の際には窓の縁と室内側の縁との距離を確認して対応するものを選ぶ必要があります。
使い方
ちょっと見えにくいですが、奥にケーブルが通っている状態で、ケーブル分だけ窓は空いています。手前でロックを掛けているので、これ以上窓は動けません。
優秀なことに、側面で右の窓を開かないようにしつつ、左の窓と部屋との隙間で突っ張ることで踏ん張っているので、1つのロックで両方の窓が固定されています。
でもこんなのは本気でかかれば無理やり引きはがせるかも知れませんね。でもこの商品は2個セット!左の窓の橋にも突っ張ることで、ガッチリロックできました。
電気の利用
さて、優しく充電できるようになったPちゃんのお仕事ぶりをご紹介します。まず担当区域は本体付近のものへの電源供給です。
Pちゃんのお仕事
この付近は「えんじろう生活区域」と呼ばれており(今決めた)、ここからはスマホの電源はもちろんのこと、先日故障から帰ってきたばかりのノートPCなどがあります。
またテーブルの上にはエネループを充電するための充電器も2つあり、あらゆるバッテリー機器の充電ステーションのような役割になっています。
しかしテーブルの下には左に見えているように炊飯器。更に絨毯には小型の電熱マットもあるので、それらのAC電源を使う際にもここから使うことになっています。
一応エアコンも試せるように接続してみたのですが、意外と電熱マットで耐えられているのでまだ試していなかったり(ケチめっ!)
中堅電源のお仕事
さてこちらも健在の中堅クラスのポタ電です。最近電気使用量の表示がやたらリアルタイムになり、前なら2秒単位くらいで消費電力表示が切り替わっていたはずなのに、もはや「読めないやん」と突っ込みたいほど目まぐるしく消費電力が更新されます。
でも電力動作には問題はないようなので、まだまだ頑張ってもらいたいところ。
こちらは直接ソーラーパネルから充電できないので、Pちゃんから充電してもらったうえで洗濯機置場に出勤。
このポタ電のお仕事は以前同様National洗濯機の稼働です。
実はもうNationalのメーカーメーの洗濯機ってないらしいですね。なにせ浜松に出てきた2005年頃から、20年近い歴史を背負った洗濯機が誇らしいです。
加えて以前エコ生活記事の中でもご紹介した中型DCファンも、ポタ電のUSBから電源をもらって洗濯物を乾かす強制換気に一役かっています。写真右側に換気口があるので、ここから入った空気を洗濯場の外に誘導するのがお仕事。タイマー昨日は寝る前に非常に役に立っています。
購入した頃にはこういう使い方をする日がやってくるとは思っていなかったのですが、当時よりも「この仕事のために存在したのでは?」という機能的フィット感を感じています。これなら白にしておけばよかったと思うほどです。白なんてあったのかは忘れちゃった。
適材適所
ものには「適材適所」があり、そこにハマったときに期待以上の働きをするものなのだと、今回の配置を考えたときに思いました。
きっと人間もそうですよね。僕はオカリナに出会えたから心地よく生きることができているのだと思っています。
みなさんもご自分の身の回りの物や出来事を「適材適所」に再配置してみはいかがでしょうか?もしかしたら、更に素晴らしい結果が訪れるかも知れません。自分の居場所を更なる「適材適所」を目指して動かすのも手かも知れませんね。
そんなことを思えるのは、春だからなのかな?
ちょっと前までの僕は、春といえば緊張と追い立てられるような感覚で落ち着かず、たとえ花粉がなかったとしてもどちらかと言えば嫌な季節でした。ちまたの「新」が付く言葉にも怯えていました。新卒・新社会人・新学期・新玉ねぎ・新じゃがなどなど・・・。
というわけで、節電の結果などはまたの機会に。今を楽しむ過程こそが喜びなのかもって思います。
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